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牧原憲夫著作選集(上巻) 明治期の民権と民衆
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 有志舎 |
発売年月日 | 2019/09/27 |
JAN | 9784908672330 |
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牧原憲夫著作選集(上巻)
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1件のお客様レビュー
とても勉強になった。すばらしい選集と思う。以下、心に響いた言葉などを抜粋する。 「おまえら、民主主義だの解放だのいいこと言っているが、結局はそれで金儲けて生活してるじゃないか」という在日朝鮮人青年の朝鮮史研究者への罵声を、我々自身への告発として受け止める。 資本主義の廃絶を求める...
とても勉強になった。すばらしい選集と思う。以下、心に響いた言葉などを抜粋する。 「おまえら、民主主義だの解放だのいいこと言っているが、結局はそれで金儲けて生活してるじゃないか」という在日朝鮮人青年の朝鮮史研究者への罵声を、我々自身への告発として受け止める。 資本主義の廃絶を求める我々は、だが、資本主義社会関係のなかで労働者の疎外ー部分労働者化ーによって生み出された生産物に寄生して、現象的にではあれかろうじて自己の全体性を保っている。我々はこの「限界」に執着する。「労働者階級の立場に立つ」ことは、自己満足的幻想としてしか存在しないことを忘れはしない。 日本人民の闘争は敗北 ー加害者にまで転化させられた被害者という、最も深刻な歴史 遠山維新論 維新を敗北と評価ー井上維新論 維新の成果を評価ー芝原維新論ー世界史を導入し植民地化への危機感から抜け出したが主要矛盾が転化したとする。人民の敗北を必然とした。「明治維新=勝利」「日本近現代史=敗北」これは、大東亜戦争必然論につながるのでは?安保論争を横目に見ながら、人民の「頑張り」を敗北と評価できなかったのではないか。 宮崎民蔵という人物について。宮崎兄弟はすごいなという第一印象。結局は転向してしまった彼への評価を見直す。明治社会主義があまり目を向けなかった農民ー土地問題について。
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