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ストライカーを科学する サッカーは南米に学べ! 岩波ジュニア新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2019/09/21 |
JAN | 9784005009046 |
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ストライカーを科学する
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どうやったらストライカーが育つのか?が テーマの本かと思います。 それを南米から学んでみよう、とした本。 タイトルの「科学」ってのは、ちょっと大げさで、 これは著者が悪いのではなくて、 本の編集者がゴリ押しした匂いを感じますが、 「科学」というより、「リサーチ」です。 「なぜ...
どうやったらストライカーが育つのか?が テーマの本かと思います。 それを南米から学んでみよう、とした本。 タイトルの「科学」ってのは、ちょっと大げさで、 これは著者が悪いのではなくて、 本の編集者がゴリ押しした匂いを感じますが、 「科学」というより、「リサーチ」です。 「なぜ南米?」というのも、 南米にはすごいストライカーがたくさんいるのも 事実ではありますが、著者が南米でサッカーを やっていた経験があるから(リサーチしやすいから)、 と勘ぐってしまいます。 有名なストライカーや監督にインタビューして、 その考えを知れることは貴重かと思いますが、 インタビュー相手も網羅感が欠けるかなという印象。 加えて、この本を「岩波ジュニア新書」で出すってことは、 サッカーをやっている中高生に読んでもらいたい、 ってことでしょうが、 中高生に興味のあるだろう箇所とないだろう箇所の差が結構激しい印象です。 ルビもないし、少なくとも小学生には厳しそうですし。 大人の自分が読んで、ストライカーを育てるには、 日本では環境的に中々難しそうだ、ということは理解できたかな。
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〇新書で「学校生活」を読む⑮ 松原良香『ストライカーを科学する サッカーは南米に学べ!』(岩波ジュニア新書、2019) ・分 野:「学校生活」×「体育科」 ・目 次: はじめに 第1章 世界における日本人選手の現在地 第2章 なぜ南米のストライカーは世界で活躍できるの...
〇新書で「学校生活」を読む⑮ 松原良香『ストライカーを科学する サッカーは南米に学べ!』(岩波ジュニア新書、2019) ・分 野:「学校生活」×「体育科」 ・目 次: はじめに 第1章 世界における日本人選手の現在地 第2章 なぜ南米のストライカーは世界で活躍できるのか 第3章 2018年ロシア・ワールドカップで見えた世界の潮流 第4章 ストライカーの条件 第5章 私のストライカー考 第6章 日本人ストライカー育成への提言 おわりに あとがき ・総 評 本書は、日本のサッカー界について「ストライカー」という視点から、その現状と課題(+対策)を分析した本です。著者は日本代表にも選出されたことのある元プロサッカー選手で、現在は指導者として後進の育成に務めている人物です。 今日に至るまで、日本のサッカー界の課題として「決定力(得点力)不足」が指摘されています。この問題に関して、著者は自身が一〇代の頃に留学した南米・ウルグアイのサッカーとの比較を通じて、特に「ストライカーの育成」について提言をまとめています。この本を読んで面白いなと思った点を、以下の3点にまとめます。 【POINT①】日本のサッカーはどこまで世界に通用しているのか? 過去のW杯を分析すると、日本人選手の1大会における最高得点数が2得点なのに対して、ベスト8やベスト4に勝ち残るチームには「ひとりで4得点以上あげるストライカーや、ふたりで合計5点以上あげるFWのコンビ」が必要だと著者は指摘します。この“得点力不足”の背景には、南米のサッカーでは「1対1で勝つことが重要視」されるのに対して、日本では「数的優位の状況を作って戦うことが重視され、個人よりもチームメイトでカバーし合うことが要求される傾向」があるため、FWなども「どうしてもパスを考えてしまっている」(釜本邦茂:日本代表の最多得点記録保持者)状況があると言います。 【POINT②】世界のサッカーの潮流は? ―― 2018年ロシア・ワールドカップの分析から 前回W杯(ロシア・ワールドカップ)の潮流として、著者は次の2点を指摘しています。1つ目は、セットプレー起因の得点が増加したことで、その背景には映像で判定を再確認するVARの導入があると言います。2つ目はオープンプレーでの得点について、マイボールから30秒以内のゴールが24点(前々回大会は13点)と増えており、ボールを奪って「タテに速く攻める」スタイルが主流となっています。またゴールのタッチ数(シュートを打つまでのタッチ数)も「ワンタッチによるゴール」が50%を超え、今日では「狭いスペースのなかで素早く正確にプレーする技術、ゴールへ向かう姿勢」が重要だと言います。 【POINT③】日本で「ストライカー」を育成するためには? 日本サッカーを取り巻く空気として「泥臭い選手〔ストライカー〕より技術の高い選手、華麗にプレーする選手〔攻撃的なMF〕」が評価される傾向があるため、日本人ストライカーのロールモデル(目標となる人物)を作ることが必要だと言います。その選手として、著者は岡崎慎司選手を挙げています。また日々のシュート練習でも、目的は「ゴールを奪うため」であるという意識が必要で、ゴールにつながるシュートはワンタッチが圧倒的に多い(【POINT②】)のであれば、インサイドキックでワンタッチシュートを決める練習などを積極的に取り入れていくべきだと著者は指摘しています。 本書には、著者が現役時代に知り合った国内外の現役サッカー選手や指導者(監督)のインタビューも載っており、実際にサッカーをやっている人にとっては非常に勉強になるでしょう。また第4章・第5章の内容は、スポーツ選手全般に求められる資質・意識の話でもあるため、サッカーをやっていない人にとっても学ぶべき点は多いと思います。今年〔2022年〕の11月下旬にはカタール・ワールドカップが開催されます。その“予習”として本書を読んでみるのも面白いかも知れません。 (1384字)
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タイトルに「科学する」と入っていますが、まだそこまでは達していないように思います。 とはいえ、ストライカーを様々な角度から分析している点は、評価できます。 日本のサッカーは、昔からずっと、決定力不足と言われています。 そう言われなくなる日が1日でも早く来るよう、この本の著...
タイトルに「科学する」と入っていますが、まだそこまでは達していないように思います。 とはいえ、ストライカーを様々な角度から分析している点は、評価できます。 日本のサッカーは、昔からずっと、決定力不足と言われています。 そう言われなくなる日が1日でも早く来るよう、この本の著者である松原氏のさらなる前進を願っています。
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