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光炎の人(下) 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/09/21 |
JAN | 9784041082126 |
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光炎の人(下)
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
そうか。最終的な着地点は、何と張作霖爆殺事件なんだ。途中からそんな気がしてきて、浅田次郎の件の作品が物凄く好きな自分としては、そういう点でも、本作がだんだんと面白く読めるようになってきた。主人公のキャラは、結局最後まで好きになれないものだったけど、だからこそこんなクライマックスが...
そうか。最終的な着地点は、何と張作霖爆殺事件なんだ。途中からそんな気がしてきて、浅田次郎の件の作品が物凄く好きな自分としては、そういう点でも、本作がだんだんと面白く読めるようになってきた。主人公のキャラは、結局最後まで好きになれないものだったけど、だからこそこんなクライマックスが成り立つってもの。触るものみな傷つけて、ありとあらゆる人間関係を拒否してきたもんな~、って感慨もひとしお。手放しで好き!って感じでもないんだけど、小難しい機械の話とかも頻繁に出てきながらも、それでも頁を繰る手が止まらなかったのは、物語に引きつけられたからに違いない。力作。
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史実をもとにどこまでフィクションを盛り込むか、が作者の手腕が問われるところである。 技術者が自分の夢をただ実現したいがために、実行したことが、戦争の中の事件に巻き込まれていく。 冷静さを欠いた音三郎と冷静沈着に処断する利平の結末は、戦時中の狂気に誘われる人々を想像させる。
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