伸びる会社、沈む会社の見分け方 PHPビジネス新書

小宮一慶(著者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所
• 発売年月日: 2019/09/19
• JAN: 9784569843797

商品レビュー

2021/05/21

ユーザー目線、社員や社風、経営者、財務諸表の4つの視点から伸びる会社とそうでない会社について書かれた本。
一応、経営者向けの本ではあるようだけど、いろんな視点で書かれているので、どういう立場の人にとっても役にたつのではないかと思った。
「新人」とか「研修中」とかいう名札をつけさせている店はお客様第一ではないというのは、確かに言われてみればそうだよなと思った。あまり気にした事なかったけど、本来ならある程度教育させてから接遇されるというのが理想なんだろうなと思う。まあ、どこも人手不足だろうし、それはそれで難しいのだろうけど。
社内結婚が多い会社は良い職場で、管理職の離職率が高い会社は危ないというのは、確かにそうだろうなと思うけど、管理職の離職率はともかく、社内結婚の数とかはなかなか外部の人には把握できないだろうなと思う。分かれば就職先の参考になるかもしれないけど、そういうデータをだすのは躊躇するところも多そう。
財務諸表の話はよく聞くけど、こういうところもちゃんと把握して株式投資の参考にしていったほうがいいのだろうなと思った。もう少し、こういう視点を大事にして投資に活かしたいと思う。

2021/03/05

企業を見分けるポイントは「ヒト」「モノ」「カネ」の動きであるという主張を一冊を通して述べた本。

お客様に誠実であるか、理念に共鳴できるかという視点は企業を判断するうえで大切だと思うが、誰の目線で企業を選んでいるのかがあまりはっきりせずモヤモヤした。

個人的に「カネ」の部分の財務諸表の見方の説明がわかりやすかったように思う。ただ、何か特段新しいかといわれるとそうでもなかった気がする。

2020/01/04

１．ユーザー目線
２．社員の姿勢や社風
３．経営者の姿勢
４．財務諸表
大きく４つから分類される。

うちだと、１と２が危なくて、３はそこそこ偉いやつらが危ないな、と思った。