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世界のはての少年
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世界のはての少年

ジェラルディン・マコックラン(著者), 杉田七重(訳者)

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世界のはての少年

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2019/09/20
JAN 9784488010966

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商品レビュー

3.8

19件のお客様レビュー

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2022/12/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これが児童書で良いのかと思うくらい過酷で辛い話でした。サバイバル物ですが、岩と鳥の島の狂気でした。 最初は大人が信仰で子供たちを支配しようとしましたが、過酷な環境下では救いにはならず、主人公の空想物語で明るい世界を夢見て頑張って踏ん張っていました。最後、故郷の島に戻った時の仕打ちはあまりにも悲惨でした。。ただ、最後は憧れていた女性と結ばれるという救いがありました。良かった。。

Posted by ブクログ

2022/11/10

セント・キルダ島,実話を元にした話。鳥猟で孤島に9ヵ月置き去りにされた12人。島は草木もない絶海の離れ岩,過酷な環境下,狂気が孤島を支配する。意外なのは男12人のはずが紅一点。故郷は災厄で絶滅状態。壮絶な内容。

Posted by ブクログ

2022/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

素晴らしい物語を堪能しました。 9人の少年と3人の大人たちが鳥猟のために離れ岩へ閉じ込められる。三週間だけであったはずの通過儀礼は、なんと九ヶ月にも及ぶ極限のサバイバルへと変貌。草も木も生えない、あるのは切り立った岩と海鳥だけ。 そんな環境下で、なにを頼りに生きるのか。 主人公のクイリアムだけが「物語」を守り、少年たちだけでなく大人たちも励まし続けていた。過酷な現実においては、信仰よりも空想が狂気から身を守ってくれるんだなあと胸を打たれました。実際そうかもしれません。 そして、そんなクイリアムが心の頼りにしていたオオウミガラスの「物語」を失って打ちひしがれたとき、読み手としての絶望は最高潮に達します。 ヒルタを襲った天然痘の猛威により島民のほとんどを失ったことよりも、よっぽど希望を失った気がしました。 結末では救済がありますが、ヘビーな小説でした。

Posted by ブクログ

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