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嘘と正典

小川哲(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2019/09/19
JAN 9784152098863

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商品レビュー

3.7

69件のお客様レビュー

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2024/05/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

感想 最初は短編に共通する話題として、父親の思い出や記憶を紐解くものかと思ったが、それに当てはまらない話題もある。 思い至ったのは、時間に関する話が多いと言うことだ。全ての話題には時間がキーワードとして入っていたのではないか? あらすじ 短編集6編。奇術師であった父が行ったタイムマシンという奇術。父が残したサラブレッド馬に関する物語。時空を戻って記憶を消す話。亡き父親が残した曲の素を調べる話。流行がなくなり、効率を追い求める世界で流行を追い求める話。最後は、ソ連で時空を超えて過去に連絡する技術を開発した者がCIAに協力して共産主義を存在させなくしようとする話。

Posted by ブクログ

2024/04/26

恐るべし小川哲…。本の題名にもなっている最後の短編(というにはやや長いが)「嘘と正典」を読み終わり、鳥肌が立ちそうだ。 小説にとって必要な情感も描かれているし(「エメラルド」の運命を思うと胸が苦しくなる)、現代社会への警鐘も描かれているし(資本主義と共産主義のそれぞれが抱える矛...

恐るべし小川哲…。本の題名にもなっている最後の短編(というにはやや長いが)「嘘と正典」を読み終わり、鳥肌が立ちそうだ。 小説にとって必要な情感も描かれているし(「エメラルド」の運命を思うと胸が苦しくなる)、現代社会への警鐘も描かれているし(資本主義と共産主義のそれぞれが抱える矛盾にも目が行き届いている)、何よりもストーリーとしての面白さに加えて、最後の伏線回収の見事さ。 優れた作家が世に出たものです。外れが全くない! まだ「ゲームの王国」は未読なので、これもまた面白いんだろうなあ。

Posted by ブクログ

2024/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「君のクイズ」が面白かったので前作のこちらを借りてみたけど、ちょっと難しかった。6つの短編集。名馬・スペシャルウィークの血統を探る『ひとすじの光』、音楽が通貨となっているフィリピンの島の『ムジカ・ムンダーナ』は割と分かりやすくて面白かった。最後の表題作『嘘と正典』もスパイと共産主義とで面白かったけど、最後ぐいーんとSFになるというか、過去にメッセージを伝えて歴史を変えたり護ったりするというのがちょっと苦手だった。マルクスをエンゲルスが経済的に助けていたというのは本当なんだろうか。ロシアの今の戦争も正典として守られているんだろうか、と思っちゃう。こういうのはうまく改ざんしてくれればいいのに。

Posted by ブクログ

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