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一ノ関圭本 漫画家本 vol.11 サンデーCSP
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一ノ関圭本 漫画家本 vol.11 サンデーCSP

一ノ関圭(著者)

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一ノ関圭本 漫画家本 vol.11 サンデーCSP

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2019/09/30
JAN 9784091294296

一ノ関圭本

¥550

商品レビュー

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2020/01/11

4年前、2015年刊行の『鼻紙写楽』が出たときに、33年ぶりに彼女の新作が読めて大いに興奮した。「まだ現役でいてくれた!」と。しかし私は勘違いしていた。彼女は一度も引退などしていなかった。そもそも『絵本江戸の歌舞伎』が発展して『鼻紙写楽』になったのだ。そもそも彼女は画家の夢破れて...

4年前、2015年刊行の『鼻紙写楽』が出たときに、33年ぶりに彼女の新作が読めて大いに興奮した。「まだ現役でいてくれた!」と。しかし私は勘違いしていた。彼女は一度も引退などしていなかった。そもそも『絵本江戸の歌舞伎』が発展して『鼻紙写楽』になったのだ。そもそも彼女は画家の夢破れて漫画家になったわけじゃない。漫画家になるために芸大に入ったのである。というようなことを、今回ロングインタビューを読んで知ることができた。彼女は古いタイプの漫画少女だった。 今回作家の伊藤比呂美などが「漫画は三度の飯より好きだけど、何回も引越ししてその度にほとんどの本を処分してきた。ずっと持ち続けてきた漫画は一ノ関圭だけだ」と告白しているように、彼女の漫画にはカリスマ性がある。こういう本にありがちの「圭論」などや、扉絵原本、ネーム公開、そして単行本未収録の「クレソン」掲載などがあるが、最も貴重なのは、ほぼ100ページに渡る、著者本人がほぼ全ての作品について語り尽くすロングインタビューである。 今までの一ノ関圭は「生ける伝説」だった。この本によって「生ける巨匠」になった。今後、作品の再読をしていかねばならない。表紙は『らんぷの下』小学館叢書および小学館文庫カバーイラスト。

Posted by ブクログ

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