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乙女の悲 編集者 風見菜緒の推理 ハルキ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2019/09/14 |
JAN | 9784758442879 |
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
秘めたテーマは重いものの、トーンそのものは軽めのお仕事ものの要素もあるミステリ。私生活にいろいろ問題も抱えているキャリア女性が、仕事の絡みで調べものをするうちに、事件の真相に気付いてしまう、というパターンのお話なので、ミステリにサスペンスや緊迫感を求める向きには合わないかな。ミス...
秘めたテーマは重いものの、トーンそのものは軽めのお仕事ものの要素もあるミステリ。私生活にいろいろ問題も抱えているキャリア女性が、仕事の絡みで調べものをするうちに、事件の真相に気付いてしまう、というパターンのお話なので、ミステリにサスペンスや緊迫感を求める向きには合わないかな。ミステリ的にもちょっと軽め。惹句にある「衝撃の結末」って何だろう? 読後感は悪くないです。
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12月-15。3.0点。 編集者シリーズ第二弾。風見菜緒が担当する作家の時代劇が、テレビに。監督が別にドキュメンタリーを出すため、菜緒が打合せに行くと、監督が殺害されていた。 サラッと読める。監督の父親の哀しい過去のつながり。 中だるみ感があり、意外と時間かかった。
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風見菜緒は夫のDVが元で離婚し、小6の息子を育てながら文芸編集者をつとめるシングルマザー。 第二弾の今作は、家庭の事情はちょっと横に置いて、行きがかり上「遺された資料」を元に過去を紐解く探偵活動が中心となる。 バディは、フリー編集者の加地美千課香(かちみちか) 菜緒は、担当する...
風見菜緒は夫のDVが元で離婚し、小6の息子を育てながら文芸編集者をつとめるシングルマザー。 第二弾の今作は、家庭の事情はちょっと横に置いて、行きがかり上「遺された資料」を元に過去を紐解く探偵活動が中心となる。 バディは、フリー編集者の加地美千課香(かちみちか) 菜緒は、担当する作家の作品がドラマ化されたため、作家のお供で京都にある撮影現場に見学に行った。 監督は亀井和将(かめいかずまさ) 亀井は、自分の父親の自殺の原因を探求するためのドキュメンタリーを出版・映像化しようとしており、その出版は菜緒が担当することになっていた。 約束の原稿を取りに行くと…亀井は死体になっていた。 戦中戦後の、女性が受けた悲しい扱いが現代まで及ぼす悲劇。 狭い田舎ならではの偏見と差別を憚り、道を誤った家族。 現代を生きる私たちから見れば、勇気が無かったばかりに、一人の、命ある人間の存在を抹殺してしまったのは大罪とも思えるし、友人たちも“その一歩”を間違えなければ、彼女を救うこともできたのではないかと思うのだ。 かかわった人たちの鎮魂のために、菜緒は本を出す。 今後、玉木との考え方の違いがどう動くか…ちょっと鼻につく、後輩の工藤香怜(くどうかりん)は?息子の一樹(いっき)はもっとしっかりしてくれるのか? シリーズ化したと勝手に思って、いろいろ期待しています。
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