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本の雑誌 さるかに合戦開始号(436号 2019-10) 特集 人には本屋が必要だ!
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 本の雑誌社 |
発売年月日 | 2019/09/10 |
JAN | 9784860113988 |
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本の雑誌 さるかに合戦開始号(436号 2019-10)
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1件のお客様レビュー
穂村弘さんの連載「棒パン日常」はいつも面白くて愛読しているのだが、この号の「レビューの怖さ」には、うんうん、ほんとにそう!そうだよね!と激しく共感した。 自分の感覚では傑作としか思えない本でも、ネット上では必ずしも絶賛ばかりされているわけではない。穂村さんは、価値観はさまざまだ...
穂村弘さんの連載「棒パン日常」はいつも面白くて愛読しているのだが、この号の「レビューの怖さ」には、うんうん、ほんとにそう!そうだよね!と激しく共感した。 自分の感覚では傑作としか思えない本でも、ネット上では必ずしも絶賛ばかりされているわけではない。穂村さんは、価値観はさまざまだから、と思おうとして、いや、と首を捻る。この感触はそれともまた違うものなんじゃないか。 「例えば、『麻雀放浪記』について『麻雀を知らないからいまいちだった』という書評はないと思うけどレビューは普通にある。その根にあるのはユーザーとしての権利の行使というか万能感ではないか」 これだこれだ。自分がとてもいいと思った本のアマゾンのレビューを見て、ガクッとくることがあるのはこれなんだ。「お金を軸とした価値観の一元化」によって「読み手の属性を含むすべての背後にある時間という要素」を無化してなされる「商品レビュー」。 穂村さんが言うとおり、読者と本のユーザーはイコールではない。「従来の書評とは異なるユーザー感覚に徹したレビューの怖さは、インターネットによって可視化されたところが大きいと思う」とあるが、まったく同感だ。
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