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昨夜は殺れたかも 講談社タイガ
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昨夜は殺れたかも 講談社タイガ

藤石波矢(著者), 辻堂ゆめ(著者)

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昨夜は殺れたかも 講談社タイガ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/09/20
JAN 9784065170403

昨夜は殺れたかも

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商品レビュー

4

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2026/08/31
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※このレビューにはネタバレを含みます

共著とはいえ、あの辻堂さんがこれほどラブコメ色の強い作品を書かれるとは驚きました。 物語の主人公は、仲良し夫婦の二人。 しかし、実は互いに隠し事があります。 しかも、それがバレてしまい、相手に嫌がらせや報復を受けていると思い込みます。 やがて、夫婦は表向きはいつも通りのラブラブを装いながら、殺し合いにまで発展していくです。 「バレて殺されるくらいなら、先に殺してしまおう」と、お互いが計画を立てるようになるのです。 しかし、何を試みても一向に上手くいきません。 相手の殺意に感づきながらも警戒し、平静を装って暮らす日々。 相手の腹を探り、計画を読み合う様子がユーモラスに描かれ、殺伐としたシリアスなテーマでありながらシュールな笑いへと昇華されていて、軽妙でとても読みやすかったです。 最初は、「少し懲らしめてやろう」という程度の報復から始まった計画が、次第にエスカレートし、やがて派手な殺害計画へと変貌していく展開も見ごたえがあります。 あとがきを読んで納得しましたが、本作はお二人の関係性と強い信頼があってこそ成立した物語なのだと分かります。 物語は夫視点と妻視点が交互に切り替わり進行しますが、夫側の計画を藤石さん、妻側を辻堂さんが執筆されたとのこと。 あの手この手で相手を殺す計画を立て、実行に移そうとした直後に視点が交代し、「どう危機を回避するか」を相手に委ねたそうです。 そして、上手く危機から脱すると、今度は返し刀で相手を追い詰めて……という「殺し合い」を繰り返す、リレー形式による連歌のような仕掛けになっています。 言ってしまえば破天荒なストーリーですし、ここまで殺伐とした夫婦関係を思うと現実離れした結末かもしれませんが、それも「ラブコメ」というジャンルに徹しているからこそでしょう。 もちろんミステリとしてのサスペンスフルな展開やハラハラ感、鮮やかな伏線回収も備わっています。 「そんな馬鹿な!」という野暮なツッコミは横に置き、上質なミステリ風味のラブコメとして飛び込めば、間違いなく楽しめる傑作です。

Posted by ブクログ

2026/07/16

ちょっとした誤解が殺し合いにまで発展してしまうサスペンスというよりはラブコメのような雰囲気。 旦那さんと奥さんそれぞれのパートを担当したという共作だけれど、もちろんストーリー展開はスムーズで違和感もなかった。ラストもなんか一件落着みたいな雰囲気出してるけど、そもそもの殺し合いの最...

ちょっとした誤解が殺し合いにまで発展してしまうサスペンスというよりはラブコメのような雰囲気。 旦那さんと奥さんそれぞれのパートを担当したという共作だけれど、もちろんストーリー展開はスムーズで違和感もなかった。ラストもなんか一件落着みたいな雰囲気出してるけど、そもそもの殺し合いの最中の2人はバカバカしくなるくらいで読んでいて楽しかったです。

Posted by ブクログ

2026/02/22

幸せいっぱいの夫婦は、反転した。 ちょっとした事が、違う方向へと成長していく、のを きれいに観察(?)できる夫婦でした。 二人とも隠している事があるばっかりに 思考回路は黒い方へと育ち、ついには…な展開。 二人とも、思考回路から行動力から、すごすぎます。 土壇場でようやく、な...

幸せいっぱいの夫婦は、反転した。 ちょっとした事が、違う方向へと成長していく、のを きれいに観察(?)できる夫婦でした。 二人とも隠している事があるばっかりに 思考回路は黒い方へと育ち、ついには…な展開。 二人とも、思考回路から行動力から、すごすぎます。 土壇場でようやく、な展開でしたが それもまた、二転三転で、はらはらに。 最初から最後まで、読み応えありました。

Posted by ブクログ

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