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阪急ブレーブス 勇者たちの記憶
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2019/09/09 |
JAN | 9784120052323 |
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阪急ブレーブス 勇者たちの記憶
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4.7
5件のお客様レビュー
現在オリックスバファローズを応援する人間として、球団の歴史を学ぶために読んだ本。 各章にそれぞれの人間ドラマみたいなものがあって読み応えがあるのだけど、その中でも特に背番号16番の足立光宏さんのエピソードがとても印象的だったな。 長く一線で投げれてるメンタリティなんかが、どこか現...
現在オリックスバファローズを応援する人間として、球団の歴史を学ぶために読んだ本。 各章にそれぞれの人間ドラマみたいなものがあって読み応えがあるのだけど、その中でも特に背番号16番の足立光宏さんのエピソードがとても印象的だったな。 長く一線で投げれてるメンタリティなんかが、どこか現在のオリックスで16番を着けている平野佳寿に通ずるものがあって不思議でした。 八二会の今坂さんが、最期の阪急戦士・中嶋聡が率いる現在のオリックスバファローズの戦いを見守ってくれていると嬉しい。
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オリックスブルーウェーブの前身、阪急ブレーブスに在籍した選手、裏方のスタッフの方が語る当時のエピソードなどを綴った1冊。福本豊氏、山田久志氏あたりは私もリアルタイムに活躍を目にした選手ですが、他に登場する選手は残念ながらあまり印象に残っていなかったです。阪急ブレーブスが最も強かっ...
オリックスブルーウェーブの前身、阪急ブレーブスに在籍した選手、裏方のスタッフの方が語る当時のエピソードなどを綴った1冊。福本豊氏、山田久志氏あたりは私もリアルタイムに活躍を目にした選手ですが、他に登場する選手は残念ながらあまり印象に残っていなかったです。阪急ブレーブスが最も強かった時代が1970年前後で、私自身がプロ野球を熱心に見始める少し前と言うタイミングのせいかもしれません。本書に登場する多くの方が故西本幸雄氏への恩義、球団への貢献の大きさを述べられていますが、私には西本氏は近鉄移籍後のバファローズの監督というイメージが強く残っています。 しかし、最強ブレーブスを知らなくても、だみ声の応援団長(「おーい門田、一緒に豚まん食べよ~」の名ゼリフを残した。人を傷つけず、でも観客の心をつかむヤジの技術に、吉本興業の若手芸人が教えを請いに来たとのエピソードが)、応援歌を演奏したトランペット奏者(阪急デパート職員と兼務し、演奏の腕前は他の楽器と即興でアレンジができるほどだったとの事)、球団マスコットのブレービーを演じた元選手など、選手以外の方の証言も多く拾い上げられており、人気は無かったけれども選手との距離感が非常に近かった当時のパリーグの雰囲気が良く伝わって来ます。 多くの人がいまだ心の中に阪急ブレーブスへの思い出を大切にしておられるのが伝わると同時に、阪急ブレーブスがオリックスブルーウェーブを経て、近鉄バファローズと合併して今ではブレーブスという名前が残っておらず、本拠地であった西宮球場も無くなり、「応援できる球団があるファンは幸せだ」との言葉を聞くと、時代の流れとは言え伝統のある球団や球場が無くなった寂しさを改めて感じました。
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阪急ブレーブス。合併されて消えた球団。関係者、選手、多岐に渡る取材により蘇る常勝軍団、勇者たちの記憶。 昭和42年から50年代の中頃まで、阪急ブレーブスはV 9巨人、西鉄ライオンズ、西武ライオンズと並ぶ常勝軍団だった。V9巨人とは5回対戦、いずれも敗れるが。昭和50年に初の日本...
阪急ブレーブス。合併されて消えた球団。関係者、選手、多岐に渡る取材により蘇る常勝軍団、勇者たちの記憶。 昭和42年から50年代の中頃まで、阪急ブレーブスはV 9巨人、西鉄ライオンズ、西武ライオンズと並ぶ常勝軍団だった。V9巨人とは5回対戦、いずれも敗れるが。昭和50年に初の日本一、そのまま3年連続の日本一。昭和53年はヤクルトスワローズににほんでシリーズで敗れる。 昭和50年代の前半、近所に阪急ブレーブスの野球帽を被った子が多くいたのを覚えている。 本書は実に多くの関係者、多くの分野に取材。福本、大熊、長池、足立、山田などの名選手はもちろんトレーナーやマネージャー、百貨店からの応援のブラバン、八二(ヤジ)回という応援団の団長、球場近くの喫茶店など。 球団も愛称も今はない。だがファンに残る勇者たちの記憶。選手全員が永久欠番。 本社は読売新聞の地方版に連載されたもの。多くのブレーブスファンに愛読され単行本された。 観客動員こそ少なく身売りされる結果となったが多くの地域住民に愛されたことが良く分かる。
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