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ネットで勝つ情報リテラシー あの人はなぜ騙されないのか ちくま新書1437
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2019/09/05 |
JAN | 9784480072542 |
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ネットで勝つ情報リテラシー
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商品レビュー
3.8
9件のお客様レビュー
第一部 全ての情報には、発信者の「個性・思い込み・偏り」が含まれうる。 よって全ての情報は「本当」も「真実」もないただの情報である。 情報には必ず、発信者の「動機・目的・メリット」があり、その情報が自らに不利益をもたらす場合は隠蔽される。 これら情報の特性に、個人やマスメディ...
第一部 全ての情報には、発信者の「個性・思い込み・偏り」が含まれうる。 よって全ての情報は「本当」も「真実」もないただの情報である。 情報には必ず、発信者の「動機・目的・メリット」があり、その情報が自らに不利益をもたらす場合は隠蔽される。 これら情報の特性に、個人やマスメディアといった違いは存在しない。 その状態で誰が得をし、誰が損をするのかを検証すると、その情報の「発信源」「目的」「発信者の立ち位置」が見えてくる。 情報には様々な「トリック」や「錯誤」が存在する。また人は無意識の内に情報の選り好み、スクリーニング(ふるい分け)を行っている。 第二部 フェイクニュースには情報発信で対抗できる。 情報発信すれば必ず反響があり、そこには理不尽で非論理的な批判も含まれるが、対処法もある。 論争は単なる「好き/嫌い」に起因するものが多い。 情報とは、基本的に「伝わらないもの」である。 表現の自由とは、不愉快な主張であってもその存在を認めることである。 炎上対応に必要な事 炎上させたことに対する「謝罪」 謝罪する「理由」 指摘に対する「感謝」 己の本性をバラさない発信手順 FBに非公開で投稿 それを見て必要なら、誤解されない、分かりやすい表現に修正 文章が完成したら「公開」に切り替え コピーをTwitterに投稿 刊行がちょっと前なことと河野太郎の対応を紹介しているが気に入らない発言をブロックする悪行について触れていないから★1つ減。
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ネットリテラシーに関する講演を数多く行う著者がこれからの社会を担う若者に向け,上手なネットの使い方について書いた本。二部構成の第一部では情報の正体を,第二部ではネット情報の扱い方を解説します。若者だけではなくネットを使う人みんなに役立つ内容です。
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- ネタバレ
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本書の魅力は、「具体的」なところ。 Twitterの具体事例が豊富。 ネットバトル対処法やネットへの書き込み方法なども具体的で参考になる。 例)Facebookで下書きしてTwitterに投稿すると良い etc ☆3つとしたのは「騙されない情報リテラシー」に関して新しい見識を得られなかったから。 著者は本書を書いている途中で、「議論すらまともに成立しない未熟な社会」への問題意識が芽生えたのだそうだ。 そして途中から本書の方向性を変えたという。(あとがきより) この問題意識には、とても共感する。 がしかし、本書からは、その問題解決のヒントが得られなかった。 今後の著作に期待したい。
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