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ザ・プッシュ ヨセミテ エル・キャピタンに懸けたクライマーの軌跡
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 2019/08/31 |
| JAN | 9784560097144 |
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ザ・プッシュ
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商品レビュー
4.7
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
眼鏡の大人しい少年が、クライマーに成長し、鍛練を重ね、未知に挑戦し、壮大なヨセミテのフリークライミング、フィッツロイ縦走を成し遂げた記録。 幼少期の家族との思い出、青年期のクライマーとしての活躍とキルギスでの誘拐、結婚、破局、再婚、アレックスオノルドとのフィッツロイ、Dawn Wallへの挑戦。
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いやもうお腹いっぱいです。ヨセミテのエル・キャピタンに挑んだクライマーが書いたノンフィクションと聞いて、山岳ものと思って読んだら、これがまあ思いがけず、著者の心の彷徨にとことんつきあわされたという気持ち。 ちょっと極端な環境での生い立ち、キルギスで反政府ゲリラに拘束される、不注...
いやもうお腹いっぱいです。ヨセミテのエル・キャピタンに挑んだクライマーが書いたノンフィクションと聞いて、山岳ものと思って読んだら、これがまあ思いがけず、著者の心の彷徨にとことんつきあわされたという気持ち。 ちょっと極端な環境での生い立ち、キルギスで反政府ゲリラに拘束される、不注意から手の指を失うという特異な経験、最初の妻との葛藤などなどが、微に入り細をうがって、ディープに、赤裸々に語られていく。もちろん、エル・キャピタンや他のビッグウォールへの登攀についても詳しく綴られていくのだけれど、そこでも技術的な困難と並列して、人間関係の難しさや喜びに多くの筆が割かれている。非常に粘着質な感じで、正直読んでいて疲れる。うーん、こういう語りだとは思わなかったよ。 だがしかし、語られる事実は圧倒的だ。この本を読むまで(登山ではなく)クライミングについてはほとんど知識がなかったが、スマホ片手に出てくる専門用語を検索しつつ読み進めていくにつれ、なんとすさまじいことをするのかと、ほとんど呆れてしまった。落下に備えたロープはつけるが、他の登攀具は使わず、自らの手と足だけで壁を登るフリークライミング。命知らずの冒険とは一線を画すものの、やはり危険と隣り合わせだ。鏡面のようなつるつるの壁を、コイン一枚の厚みほどしかないホールドを探り当てて登っていくところなど、およそ信じがたい超人技が次々登場する。山岳ものを読むとしばしば感じる「なんでまたこんなことをしなければならないのか」という思いがずっと頭の中でこだまする。そして、なんでまた私はそういう行いに惹きつけられるんだろうか。不思議だ。 ・数年前お気楽な物見遊山客としてヨセミテに行き、エル・キャピタンを見上げてきた。ガイドの方が「あ、今日も誰か登ってますよ」と指差す遙か上方に、豆粒よりもっと小さい人影が見えていた。なんだかすごく非現実的な光景だった。 ・その時は、「一日でいっぺんに登れないよね。どうするんだろう」とぼんやり思っただけだったが、後になって別の本で「ポータレッジ」というものを知り、そういうものを使う登山があることに驚愕。この本の著者もエル・キャピタン登攀で(確か)3週間ほど寝泊まりしている。他所でのクライミングでも、なんでもないことのように登場するけれど、えーと、ああいう所で眠れたりするものなのだろうか?
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キルギスで遭遇した人質事件、左手人さし指の切断、最愛の妻との離別―幾多の困難とトラウマを抱えながらも、世界最難の大岩壁“ドーン・ウォール”と対峙し続けた男の栄光と挫折をありのままに綴った自叙伝。 何かに憑かれたように挑み続けるその姿は、クライマーとして、そして人としてあるべき姿勢...
キルギスで遭遇した人質事件、左手人さし指の切断、最愛の妻との離別―幾多の困難とトラウマを抱えながらも、世界最難の大岩壁“ドーン・ウォール”と対峙し続けた男の栄光と挫折をありのままに綴った自叙伝。 何かに憑かれたように挑み続けるその姿は、クライマーとして、そして人としてあるべき姿勢と感じました。
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