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恋人たちはせーので光る
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | リトル・モア |
発売年月日 | 2019/08/30 |
JAN | 9784898155097 |
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商品レビュー
4.3
13件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
座礁船の詩 p7 満ち潮のとき、ひとはたくさん生まれるらしい 8月 p27 夏の供養はナンバーガール。 平成をテーマにした『決壊』がお気に入り。『2月の朝の詩』は稲垣吾郎をテーマにしていると知りニヤニヤ。 作家の持つ、ある種の文法の破壊とも言うべき手法について、好意的に取れる部分と難解に感じてしまう部分もあり、未だ咀嚼はしきれないし、それはこの先もまだずっと噛み続けて、しばらくたったら口の中にあることすら忘れてしまうのだと思う。繋がるための言葉と繋がることのない言葉を思う。 ブックデザインは祖父江さん。本文ページすべてに細いポイントで蛍光イエローのラインが引かれていて◯。そ
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詩を読むと、その行間から想像を膨らませるが その膨らみがあまりにも小さく 場合によっては膨らむことなく消える。 しかしそれもまた、私が他でもない私である 証拠であると、本書のあとがきを読んで考えた。 以下はあとがきから一部抜粋(引用)ものである。 言葉は通じないものだ、人はそれぞれ、これまでの人生、経験、環境を通して、一つ一つの言葉の意味を捉えていて、だから共通の意味なんて一つだって言葉にありはしないんだ。 何かを伝えようとしている、何かを見つめようとしている、そうやって思いをはせることはできても、目の前のその人が、本当に言おうとしたことを完全に理解することなんてできない。 でもそれが、人を、ひとりきりのままでも息ができるように、無数の人が行き交うこの場所で、息ができるようにしているのかもしれない。 誰のものでもない、組織の一部でもない、ただの孤立した存在として、それでも、決してかき消されないように。
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詩の内容は正直、あまりわからない。でも、このわからなさが最果タヒさんの表現したいことであり、魅力なのだと思う。あとがきに、『ひとりでもいい』『みんなという言葉が語る幸せに、溶け込もうとしなくていい、そうやって、自分がひとりであることを、否定し、傷つける必要なんてない。』という言葉...
詩の内容は正直、あまりわからない。でも、このわからなさが最果タヒさんの表現したいことであり、魅力なのだと思う。あとがきに、『ひとりでもいい』『みんなという言葉が語る幸せに、溶け込もうとしなくていい、そうやって、自分がひとりであることを、否定し、傷つける必要なんてない。』という言葉があった。最果タヒさんは他人には分からない言葉、自分だけの言葉を紡ぐことで、『ひとり』である自分の存在を肯定しているのだと思う。こんな孤独でも良いんだ、という力強いメッセージが私を勇気づけてくれる。 『自分と自分以外に、世界を分断し、すべての幸福が、見せつけられていると感じる、そうした時間ほど、ぼくは孤独と呼びたい。』孤独を言い表す文章として腑に落ちた。 言葉で他人同士がひとつになるなんて気持ち悪い、その人が話す言葉にはその人の持つ過去が反映されているから、本当の意味で同じ言葉なんてありはしない、という考えも納得出来た。その上で、私たちが言葉を使い気持ちを伝えるのは一体どういう意味だろう、と考えた。理解とか共感ではなく、意思表示をすることが会話なのかもしない。
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