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イチロー・インタビューズ激闘の軌跡 2000-2019

石田雄太(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2019/08/28
JAN 9784163910673

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イチロー・インタビューズ激闘の軌跡 2000-2019

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商品レビュー

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2019/12/22

メジャーに挑戦した2000年から引退した2019年までのイチローのインタビューをまとめた1冊。著者は以前にもイチローのインタービュー集を出しているし、雑誌Numberでも読ませるインタビュー記事を書いているが、本書はその中でも最高のものだと思う。言葉をしっかり選び考えながら答える...

メジャーに挑戦した2000年から引退した2019年までのイチローのインタビューをまとめた1冊。著者は以前にもイチローのインタービュー集を出しているし、雑誌Numberでも読ませるインタビュー記事を書いているが、本書はその中でも最高のものだと思う。言葉をしっかり選び考えながら答えるイチローに対し、著者もまたしっかりと準備をして臨んい出る。言葉のやり取りは時に鋭く、哲学的で、また時にはユーモアをもってなされる。 超一流のアスリートでありつつ、哲学者的でさえもあるイチローと同時代を過ごせたことは、本当に幸運なことだったと改めて思う。

Posted by ブクログ

2019/12/12

イチローは世界でもっとも尊敬する人物の一人。彼の目標到達までの考え方を少しでも学びたくて手に取った。 本書を読むまでイチローは、 ・鋼鉄のような精神力 ・超人的な運動センス の二つを生まれながらに備えているがゆえに ・年間262本 ・プロ通算4367本 という驚異的なヒット記録...

イチローは世界でもっとも尊敬する人物の一人。彼の目標到達までの考え方を少しでも学びたくて手に取った。 本書を読むまでイチローは、 ・鋼鉄のような精神力 ・超人的な運動センス の二つを生まれながらに備えているがゆえに ・年間262本 ・プロ通算4367本 という驚異的なヒット記録を打ち立てた認識していた。 ところが彼は意外にも常人だった。 ・悩む ・失敗を引きずる ・孤独を怖がる ・結構酒を飲む(絶対に飲まないと思っていた) ・奥さんが大好き ・なにより野球が大好き 常人どころか、むしろ繊細と言えるかもしれない。 それゆえ、失敗をしないように努力をしてきたのだろう。意外だったが「彼がそうなら自分がそうでも仕方がない」と少し安心した。 彼には遠く及ばないが、 「大好きなことを」 「諦めず」 「前向きに」 「継続すれば」 常人の一歩先へ行けることを再確認させてくれた。 印象に残った部分の抜粋。 「毎日その日の自分にはベストと思うことをやってきた。これ以上やることがない。その積み重ねなんです」 「友だちは宝です。妻も含めて宝です。弓子は妻だし、相談相手でもあるし、ときには後輩みたいになるし、お母さんにもなるけど、友だちでもある。団体行動は嫌いでも、人間、生きていくのにずっと一人ではさすがに寂しい。友だちは小・中学校で1人、高校時代で3人。少ないほうだと思います」 「切り替えたことで結果が出せるなら、切り替えたことに意味がある。そうでありたいけど僕は引きずってしまう」 「よく人より何倍も練習してきたから結果が出るんだって言われますけど、そうじゃない。何倍も努力なんてできっこないんです。ただ、自分の限界を少しだけ超えることを積み重ねてきた。そのことに自信があったから心が折れそうでも泰然としていられたのかもしれません」 「自分の一番の才能は、平常心でプレーすることなどできない、ということを受け入れていることだと思います。常にリラックスした状態でなければ結果が出せないということであれば続けることはできません。平常心でいられなくても逃げ出さずに立ち向かう。これが僕の才能かもしれません」

Posted by ブクログ

2019/12/12

400ページ以上の大作でしたが、そのページ数の多さがまったく気になることなく読了。イチロー自身が渡米直前から引退までの間の出来事とそのときの自身の内側を詳細に語っているからなのか、まるで自分がイチローになってメジャー生活を追体験しているかのような気になってしまいました。それほどま...

400ページ以上の大作でしたが、そのページ数の多さがまったく気になることなく読了。イチロー自身が渡米直前から引退までの間の出来事とそのときの自身の内側を詳細に語っているからなのか、まるで自分がイチローになってメジャー生活を追体験しているかのような気になってしまいました。それほどまでにさまざまなシーンが克明に描かれているということでしょうし、インタビュアーのご苦労もしのばれるというものです。

Posted by ブクログ

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