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モダニズム・ミステリの時代 探偵小説が新感覚だった頃
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モダニズム・ミステリの時代 探偵小説が新感覚だった頃

長山靖生(著者)

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モダニズム・ミステリの時代 探偵小説が新感覚だった頃

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2019/08/24
JAN 9784309028095

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モダニズム・ミステリの時代

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2019/09/12

大正末~昭和初期、「新青年」が創刊され探偵小説が隆盛に向かうのと同時期、「文藝時代」「文學時代」を舞台に新感覚派・新興芸術派の作家達も探偵趣味的作品を次々と発表しており、探偵小説とモダニズム文学はとても近しい所にあった(それにプラス、プロレタリア文学も近接している)。……という話...

大正末~昭和初期、「新青年」が創刊され探偵小説が隆盛に向かうのと同時期、「文藝時代」「文學時代」を舞台に新感覚派・新興芸術派の作家達も探偵趣味的作品を次々と発表しており、探偵小説とモダニズム文学はとても近しい所にあった(それにプラス、プロレタリア文学も近接している)。……という話を、色んなテーマを章題にして、探偵小説家、純文学系の小説家、プロ文系の小説家の作品を横串で並べて共通点を洗い出し分析していく評論本。 この本の前に同時に発売された「モダニズム・ミステリ傑作選」を読んでおくと良いと思います。(本文中で触れられている) 第一部 幻想探偵の作法(光学トリック、異界、浅草、魔術) 第二部 人造人間幻想(人体改造、犯罪学、優生学、ロボット、アンドロイド) 第三部 モダニズム文芸誌の探偵小説指向 このような感じで、各テーマ切り口が面白い。論中「この作品のテーマと似てるこちらの作家の作品」と紹介されるので、私はどちらかというとブックガイド的な楽しみ方をしながら読みました。(読んでみたい作家、小説、随筆がどんどん増えます) 本書は副タイトルに「新感覚」と入っているように主に名前が挙がるのは横光利一、川端康成、堀辰雄、片岡鉄兵、稲垣足穂など。純文系はこういうミステリ系では引き合いに出されるのがお約束の谷崎潤一郎に佐藤春夫、芥川龍之介。探偵小説家は江戸川乱歩、小酒井不木、夢Q、横溝、雨村。プロ文は平林初之輔……と、あの時代に活躍した作家勢揃いで、読んでてホント面白かった。 あの時代の横光作品に対する分析評価も頷ける所が多くて良かった。

Posted by ブクログ

2019/08/31

傑作集と同時刊行の長編評論。 所謂『探偵小説』に分類される作家だけてはなく、純文学からも例が挙げられていたところが良かった。ここは切っても切れないところだからなw 個人的に北園克衛の名前が挙がっていたのが嬉しかった。幻戯書房の『白昼のスカイスクレエパア』が良かったので。

Posted by ブクログ

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