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百鬼一歌 菊と怨霊 講談社タイガ
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百鬼一歌 菊と怨霊 講談社タイガ

瀬川貴次(著者)

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百鬼一歌 菊と怨霊 講談社タイガ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/08/22
JAN 9784065165324

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商品レビュー

3.2

7件のお客様レビュー

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2022/07/24

シリーズ第三弾にして完結巻。 中宮様の遣いで仙洞御所に赴いた時に、後白河法皇に見初められてしまった桂木の君。“秘密”を抱える桂木は困惑しつつも法皇の許へ。 するとその夜、非業の死をとげた崇徳上皇の祟りと思われる怪事がおこり、法皇を戦慄させます。その後も立て続けに起こる怪異に陽羽...

シリーズ第三弾にして完結巻。 中宮様の遣いで仙洞御所に赴いた時に、後白河法皇に見初められてしまった桂木の君。“秘密”を抱える桂木は困惑しつつも法皇の許へ。 するとその夜、非業の死をとげた崇徳上皇の祟りと思われる怪事がおこり、法皇を戦慄させます。その後も立て続けに起こる怪異に陽羽と希家は・・。 この巻で完結との事で、せっかくキャラ等が定着してきたところだったのに、寂しい限りです。 今回の“崇徳上皇の祟り”は意外な人が仕掛け人だったのですが、それに巻き込まれた桂木がちょいとお気の毒でした。 そして、寂漣は“何がしたいねん!”的な暴走の挙句、希家をおいて逃げるように旅立ってしまう等、若干のバタバタ感は否めない印象でした。 陽羽と希家のやり取りが微笑ましかった当シリーズ。 いつか番外篇でもよいので、出して頂きたいですね。

Posted by ブクログ

2020/09/03

これは怨霊の仕業なのか――。御所を切り裂く落雷、不可解な殺人事件、闇夜に消えた呪いの歌声。時の権力者、後白河法皇を恐怖に震え上がらせた怪事は、非業の死を遂げた崇徳上皇の祟りだった? 怪異譚好きの宮仕え少女・陽羽から相談を受けた天才歌人の希家は、現場に共通して残されていた謎のメッセ...

これは怨霊の仕業なのか――。御所を切り裂く落雷、不可解な殺人事件、闇夜に消えた呪いの歌声。時の権力者、後白河法皇を恐怖に震え上がらせた怪事は、非業の死を遂げた崇徳上皇の祟りだった? 怪異譚好きの宮仕え少女・陽羽から相談を受けた天才歌人の希家は、現場に共通して残されていた謎のメッセージに気付く。和歌から読み解く事件の真相は? シリーズ三部作完結巻!

Posted by ブクログ

2020/08/11

後白河法皇のもとに桂木が召されることになり、桂木が男であることが分かってしまうのではないかと陽羽の心配をよそに讃岐は泰然自若たる様子。果たして、その夜、仙洞御所に雷が落ち、後白河法皇は崇徳上皇の祟りではないかと恐れる。そして、次から次へと怪しいことが起こり、寂漣の身にもいろいろと...

後白河法皇のもとに桂木が召されることになり、桂木が男であることが分かってしまうのではないかと陽羽の心配をよそに讃岐は泰然自若たる様子。果たして、その夜、仙洞御所に雷が落ち、後白河法皇は崇徳上皇の祟りではないかと恐れる。そして、次から次へと怪しいことが起こり、寂漣の身にもいろいろと厄介なことが起こる。最後に解決に向け秘策を考え出したのは希家であったが、やはり後ろで背中を押したのは目をきらきらとさせる陽羽であった。実際の偏屈定家もこんな破天荒で陽性の陽羽を娶っていたならなあ。もっと楽に生きていたやかもしれない。式子内親王への思慕というのも後世のつくり話というか、興味本位から出たものだろうな。実際の定家にはそんな話は似合わない。

Posted by ブクログ

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