1,800円以上の注文で送料無料

中世奇人列伝 草思社文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

中世奇人列伝 草思社文庫

今谷明(著者)

追加する に追加する

中世奇人列伝 草思社文庫

定価 ¥1,078

550 定価より528円(48%)おトク

獲得ポイント5P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2019/08/06
JAN 9784794224118

中世奇人列伝

¥550

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/07/15

①法印尊長:先日読んだ村井康彦先生の「藤原定家『明月記』の世界」で同じような系図が出ていたがそこには尊長の名前は出てこうへんかったなぁ。 ②京極為兼:だいぶん前に著者によるミネルヴァ書房の「京極為兼」を読んでいたが、もうすっかり内容は忘れてしまった。定家さんの曾孫にあたり、彼自身...

①法印尊長:先日読んだ村井康彦先生の「藤原定家『明月記』の世界」で同じような系図が出ていたがそこには尊長の名前は出てこうへんかったなぁ。 ②京極為兼:だいぶん前に著者によるミネルヴァ書房の「京極為兼」を読んでいたが、もうすっかり内容は忘れてしまった。定家さんの曾孫にあたり、彼自身も優れた歌人であるが私はその歌を知らない。著者はかなり評価されている。 ③雪村友梅:初めて知った。禅僧。 ④広義門院:倉山満氏を通して名前は知っていた。西園寺寧子様。後伏見天皇の女御となり、男子二人が天皇(光厳・光明)となり、孫二人も天皇(崇光・後光厳)という、凄いとしか言いようがない女院。この方が南北朝の動乱期に果たした「治天の君」として役割は、特筆されてしかるべきものだ。 ⑤願阿弥:この章を読んでいるころ読書メモにも書いたが、清水寺成就院から新発見の古文書が出てきてその中に「願阿弥上人」宛の物も含まれていて興奮した。この方も初めて知った。奈良時代の行基菩薩のような社会事業家である。 ⑥足利義稙:足利将軍の十代目であり、史上一人だけの将軍を二度務めた人物である。鎌倉後期から室町時代はややこしそうで、若いころから敢えて触れてこなかった。なんか、一度嵌まると抜け出せそうにない妖しさを感じていたが、気が付いたらもう嵌まっていた。YouTubeで右京大夫政元さんが配信している動画が凄く面白く、このあたりの時代を詳しく解説されていて勉強になる。 まとめ:室町時代の人々は倉山満氏がいうように逞しい。若いころ無駄な時代と思っていたが、いまや私の前でキラキラしている。室町時代に入る取っ掛かりにはええ本だと思う。今谷先生、新しいご本出してくれへんかなぁ。(7/17記)

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品