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世界お産 生まれやすい国ニッポンへ!
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 二見書房 |
発売年月日 | 2019/08/01 |
JAN | 9784576191225 |
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世界お産
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
世界に目を向けてみると、日本のやり方は遅れていたり、進んでいたり。お産はどこの国でも神聖なものと思い込んでいたけど、その考えさえも医療に余裕があり、人口がある程度調整された先進国ならではの考え方なのかもしれないと気付いた。
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世界中、先進国から途上国までありとあらゆる国の出産のかたちをレポートした本書。未婚妊娠出産未経験女子のわたしにはとても勉強になった本だった。 ・インドでは産婦が孤独に出産する(産む場所も産み方も決定権は産婦ではなく、夫にある)、病院ではなく自宅出産が主流であった時代、どこで産む...
世界中、先進国から途上国までありとあらゆる国の出産のかたちをレポートした本書。未婚妊娠出産未経験女子のわたしにはとても勉強になった本だった。 ・インドでは産婦が孤独に出産する(産む場所も産み方も決定権は産婦ではなく、夫にある)、病院ではなく自宅出産が主流であった時代、どこで産むかは夫が決める ・フィンランドでは80%が無痛出産、昔はサウナで ・オーストラリアでは出産後少し休んですぐに帰宅する ・タイのカンボジア難民キャンプでも出産が行われる ・フランスでは呼吸法と瞑想を行う自然な出産が主流だったり。無痛も行うけどね ・チベットでは遊牧民が多いため、産婆ではなく、産婦の母や義母が取り上げることも多い ・アメリカではドューラと呼ばれる職業があり、産前産後サポートを行う ・フィリピンでは、昔は半分が自宅出産、ココナッツの殻の中に胎盤を入れて埋める ・ミクロシアでは、産婆に看取りを行う役割もある ・ブラジルでは帝王切開が多い。出産のヒューマニゼーションが提唱され、日本の助産の理念を伝えられる ・ケニアでは死産率が高いため、母子保健プロジェクトが始動。地域のお産を病院へ移行させるため、男性スタッフが広告塔に。また昔の日本のようにもので釣る作戦も。 p.119 世界じゅうどこでも、人のいる場所にはお産がある。自宅出産とひとくちにいっても、文化が違えば住む家も違うから、移動式のテントの場合もあるし、イヌイットが暮らすような氷の家や、赤道直下の地域には、ヤシの葉で編んだ小屋もあっただろう。ときには家屋の周辺で生まれていたこともある。納屋だったり、畑のあぜ道だったり、草原やブッシュだったり。医療施設がない地域で生まれる赤ちゃんが、まだたくさんいることを実感した時、ずっとこうして自然の中で生まれたり死んだり、生物としての営みを脈々と続けてきた人々の思いを馳せた。 p.138 赤ちゃんをとり上げること、去りゆく人を見送ることを、近代以前の社会は家族で担ってきた。近代社会は、そうした命に寄り添うことを専門家に外注することで、便利な生活を送るシステムを作り上げてきたのだけど、それと引き換えにサバイブする知恵を失ったのかもしれない。今はもう、赤ちゃんを家族内で取り上げる方法を知ろうとする人はいなくなっているし、それ以前に、そんなことをしてはいけないことにさえなっているのだから。
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出産育児がどんどん過酷になってる日本だと感じているので世界のお産ってどんなだろうと思い手に取った。 出産育児は動物としての本能全開でやるべきと再確認した。 お産が病院でなされるようになると死亡率は減るが動物らしさ、自分らしさは奪われるのかもしれない。 コロナはどこに向かうのだろ...
出産育児がどんどん過酷になってる日本だと感じているので世界のお産ってどんなだろうと思い手に取った。 出産育児は動物としての本能全開でやるべきと再確認した。 お産が病院でなされるようになると死亡率は減るが動物らしさ、自分らしさは奪われるのかもしれない。 コロナはどこに向かうのだろう。生きるという営みは人がコントロールできることなんてないと思う。
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