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お江戸けもの医 毛玉堂
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2019/07/24 |
JAN | 9784065164648 |
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お江戸けもの医 毛玉堂
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商品レビュー
3.5
24件のお客様レビュー
動物のやることには必ず理由があるはずだ(p.41)▷けもの医の凌雲と美津毛玉堂江戸のペットの苦しみほどく▷捨て子:友人は小町娘のお仙ちゃんある日突然捨て子連れ来る/そろばん馬:計算の達者な馬がしなくなる飼い主婆が言った絹の名/婿さま猫:臆病な虎猫トラジ豹変し母親襲う理由わからず/...
動物のやることには必ず理由があるはずだ(p.41)▷けもの医の凌雲と美津毛玉堂江戸のペットの苦しみほどく▷捨て子:友人は小町娘のお仙ちゃんある日突然捨て子連れ来る/そろばん馬:計算の達者な馬がしなくなる飼い主婆が言った絹の名/婿さま猫:臆病な虎猫トラジ豹変し母親襲う理由わからず/禿げ兎:春信のモデル兎が禿げたのはお仙のせいと信じてるよう/手放す:因縁の絹の嫁いだ山吹屋狆のアズキの変調はなに、逃げ出した善次はいったいどこの誰。 ■簡単な単語集 【アズキ】足袋問屋「山吹屋」の飼っている狆。惣領の庄之助はアズキの不調が治らなければ手放すしかないと言ったらしい。庄之助の妻は美津にとっては気になっている「絹」という名らしい。 【おサビ】春信の飼っている錆猫。 【絹】小石川にいた頃、凌雲となんらかの関わりがあったらしい。数を計算する馬、竹馬の主のお婆さんの口から出た名前。どうやら小石川療養所で凌雲の助手をしていた娘らしい。小石川小町と呼ばれていた美人。凌雲が小石川を辞め、長いこと落ち込んでいた理由なのか? 【毛玉堂】凌雲の開いている、けもの医。谷中感応寺にある。 【黒太郎】毛玉堂の犬。 【時代】明和五年から始まる。 【白太郎】毛玉堂の犬。巨体。一年半前に凌雲の家の前に捨てられていて人に敵意を抱いていた。生ける屍状態だった凌雲がけもの医になるきっかけとなった。 【鈴木春信】絵師。お仙の絵を描きたがっている。 【仙】美津の幼馴染。いつも差し入れをしてくれる。惚れ惚れするような別嬪。笠森稲荷の境内にある水茶屋「鍵屋」の看板娘。浅草寺奥山の楊枝屋「柳屋」の藤、二十軒茶屋の水茶屋「蔦屋」の芳と並ぶ江戸の三美人の一人。旗本の倉知政之助と恋仲。《噂話は私の生きがいさ。》p.97。米村圭吾さんの「退屈姫君」シリーズに出てきたお仙と同一人物? 【善次】仙が連れてきた八歳の子どもで、毛玉堂の見習いになった。絵心がある。 【竹馬】数の計算ができる馬(ということになっている)。お婆さんが飼い主で、その息子の八吉(やきち)が見世物にしている。 【茶太郎】毛玉堂の犬。 【トラジ】船宿の「沢屋」の、六歳になる大きな雄猫。主の宗兵衛の娘、琴に甘やかされて育ったわがままもの。最近急に宗兵衛の妻を襲いだした。《トラジは獣のくせに、あんたの勝手でここにいるんだ。ここにいてくれてるんだ。トラジに余計な負担を掛けようなんて考えずに、少しでも楽しく穏やかに暮らせるように、あんたが心を配ってやってはどうだ?》p.146 【マネキ】毛玉堂の猫。キジトラ。 【ミケ】仙ちゃんちの飼い猫。 【美津】凌雲の妻。生家は八百屋。筋金入りの動物好き。夫婦にはなったがいまだ手をつないだこともない。家事力は高いが火付けだけは苦手。 【耳麻呂】春信の飼い兎。三歳。 【吉田凌雲】→凌雲 【凌雲】吉田凌雲。けもの医、今で言う獣医。美津の夫。元は人間の医師で、小石川療養所の名医だった。治療費をちゃんと受け取らないので家計はいつもカツカツ。《動物のやることには必ず理由があるはずだ》(p.41)。《動物が腹で考えていることなんて、決してわかりゃしないさ。ぜんぶ、人の思い込みだ》(p.56)
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んー、正直読んでて苦痛。登場人物のルッキズムに辟易しながら、序盤でまだ保護しなあかん年齢の子供を犬猫のように人に託して、事情も説明もないままそれを受け入れる人たちに強烈な違和感。 よそで過ごしてた子供を引き取って家族になるってそんなおままごとみたいにはいかんと思うし、あっちゃいけ...
んー、正直読んでて苦痛。登場人物のルッキズムに辟易しながら、序盤でまだ保護しなあかん年齢の子供を犬猫のように人に託して、事情も説明もないままそれを受け入れる人たちに強烈な違和感。 よそで過ごしてた子供を引き取って家族になるってそんなおままごとみたいにはいかんと思うし、あっちゃいけない。 主人公の悋気たっぷりで周りが見えてない感じもどうかと思うし、旦那さんの独りよがりで助手の言うこと聞かなかったから失敗したって隠居する事情も全く理解できない。職業に対するプロとしての意識は?? 江戸時代だから、町屋の出来事だから、当時はそう言うことがたくさんあったのかもしれない。でも、現代の価値観では読み込みづらい本になってる。
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動物が起こす不思議な現象の謎解きで、今まで考えても見なかった内容でした。 一つの事にもいろいろな意味があるものだと思いました。
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