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隠された奴隷制 集英社新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2019/07/17 |
| JAN | 9784087210835 |

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隠された奴隷制
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商品レビュー
3.8
14件のお客様レビュー
マルクスの資本論に書かれていた”隠された奴隷制”とは。 マルクスの時代と構造的には何も変わっていない現代の資本主義社会。 そして、その社会は”隠された奴隷制”がなければ成り立たないという現実。 つまるところ、奴隷制はまだ続いているということを丁寧に解説してくれている。
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基本、理系なんで、国富論も資本論も世界史のキーワードぐらいでしかなくて、出てくる言葉も難しくて、読みにくかった。正直、読了出来る自信がなかった。 理解したかどうかはさておき、読了出来てよかった。 社畜、という言葉は割と真理をついているのかな。 自らの矛盾に内部崩壊し始めた資本主...
基本、理系なんで、国富論も資本論も世界史のキーワードぐらいでしかなくて、出てくる言葉も難しくて、読みにくかった。正直、読了出来る自信がなかった。 理解したかどうかはさておき、読了出来てよかった。 社畜、という言葉は割と真理をついているのかな。 自らの矛盾に内部崩壊し始めた資本主義の終焉にいるらしい現在。バブルで浮かれていた時代には幸せだった労働貧民は、社会が停滞状態にある時にはきびしく、衰退状態にあるときは惨めになるって分かっていたなら、どうして対策しといてくれなかったんだよと言いたくなる。 自分の価値を高めて、どこに行っても働ける、役に立つ人間になる努力は必然だと思っていたけど、巧妙に仕組まれた刷り込みだったんだね。自己責任、という言葉の意味もどうやら刷り込みらしい、という所までは理解したけど、それ以上の理解が追いついてない。気力があったら関連本を読んでみる。 フェアトレードの様に公正に取引された商品を選ぶ様にする、安易にディスカウントストアに走らないぐらいしか具体的に自分に出来る行動が思いつかないんだけど、これ、合ってるかな。 私たちが自分の時間の主人公になること。 ミヒャエル・エンデのモモを思い出した。
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労働者の賃金は「彼ら自身の維持と再生産が行われる」最低限の水準に保たれているため、彼らは日々の「個人的消費」によって「生活手段をなくしてしまう」。 つまり彼は、スミスの言う意味で「財産を取得できない人」なので、生活を続けるためには自分の労働力を労働市場で販売し続けることを「強制」...
労働者の賃金は「彼ら自身の維持と再生産が行われる」最低限の水準に保たれているため、彼らは日々の「個人的消費」によって「生活手段をなくしてしまう」。 つまり彼は、スミスの言う意味で「財産を取得できない人」なので、生活を続けるためには自分の労働力を労働市場で販売し続けることを「強制」されている。 奴隷が受けるのが暴力的な「直接的強制」だとすれば、「自由な労働者」は雇用されて働く以外選択肢がなく、失業したら生きていけないという経済的な「間接的強制」を受けている。 マルクスの「経済学批判」の課題とは、資本主義生産様式の構造を解明するにとどまらず、資本主義的生産様式を「公正な」ものとして正当化する自由主義的「神話」そのものを解体すること、自由主義イデオロギーから労働者を解放して、彼らが「並外れた意識」を獲得するのを助けること。 「資本主義は不正」なのであり、したがって「隠された奴隷制」のもとにある賃金労働者にも、かつての奴隷と同じように「自らを解放する絶対的な権利」がある 奴隷制=自由労働(わずかな賃金であれ契約したのなら) 奴隷制がなければ、資本主義はなかった。 近代資本主義世界システムが成立するためには、奴隷制プランテーションが不可欠だった。 そして今もなお、「自由な労働者」というヴェールに覆われた「隠された奴隷制」がなければ、資本主義はなりたたない グレーバーによれば、資本主義は奴隷制に支えられていると同時に、コミュニズムにも支えられている。 それが二重の意味での「資本主義のスキャンダル」だった。 私たちは、自分自身の労働力の所有者として、奴隷の主人として、自分の奴隷を資本家にら企業に売り渡す。 そして資本家のもとで、企業の中で奴隷として労働する。しかし、その職場の中で私たちは「コミュニズム的に」協働している。
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