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かの子撩乱 新装版 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2019/07/12 |
JAN | 9784065164983 |
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2件のお客様レビュー
私が持っているのは、旧版(吉祥天女の切り絵が表紙)です。 読もうと思ったきっかけは、かの子が亡くなった時に夫の一平と息子の太郎が交わした手紙についての文章を読んで、二人にこれほど愛された女性のことをぜひ知りたいと思ったことでした。 紅く燃え盛る恒星のように凄まじい生き様が、瀬戸内...
私が持っているのは、旧版(吉祥天女の切り絵が表紙)です。 読もうと思ったきっかけは、かの子が亡くなった時に夫の一平と息子の太郎が交わした手紙についての文章を読んで、二人にこれほど愛された女性のことをぜひ知りたいと思ったことでした。 紅く燃え盛る恒星のように凄まじい生き様が、瀬戸内先生の力強い筆で書き尽くされています。昭和37年から連載されたと年譜にありますが、当時存命でいらっしゃった岡本太郎さん、実妹石井きんさんなど、関係者の方々への取材や著作の引用が多く、リアルです。
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中高の頃の課題図書だったが、660頁という厚さに圧倒され読まずじまいだった。読んで母校の出身だった事が分かり、なぜこのような奔放な女性のについて書かれた本が一応お嬢様学校と言われていた我が校の課題図書だったのか、ようやく理解した 父の様な存在の夫と愛人との生活は理想といえば理想。...
中高の頃の課題図書だったが、660頁という厚さに圧倒され読まずじまいだった。読んで母校の出身だった事が分かり、なぜこのような奔放な女性のについて書かれた本が一応お嬢様学校と言われていた我が校の課題図書だったのか、ようやく理解した 父の様な存在の夫と愛人との生活は理想といえば理想。今の私なら理解できる。若い時に読んでも??だっただろう。 最後の一平を送った太郎のくだりは泣けてくる。
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