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存在と時間(6) 光文社古典新訳文庫
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存在と時間(6) 光文社古典新訳文庫

マルティン・ハイデッガー(著者), 中山元(訳者)

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存在と時間(6) 光文社古典新訳文庫

定価 ¥1,452

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2019/07/09
JAN 9784334754068

存在と時間(6)

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みんなの感想まとめ
  • 存在論的思索
  • 死の意味探求
  • 人間の未完成性
  • 哲学的深淵
  • 時間の本質考察
  • 記憶と消失の関係
  • 存在の意義再考
  • 哲学初心者向け
  • 難解な思想の魅力
  • 人生の根源的問い

人間の存在や時間、特に「死」について深く考察されている本書は、哲学的な視点から人間の生と死の関係を探ります。ハイデガーは人間の死を特別なものとして捉え、他の生物の死とは区別しています。彼の考えでは、死は単なる終わりではなく、故人が記憶されなくなることが真の死であるとされています。また、「まだない」という概念を通じて、人間は常に未完成の存在であり、完成することは消滅を意味するという独自の視点が印象的です。このようなテーマを扱うことで、読者は自身の存在や人生について考えさせられます。神の存在についてはまだ触れられておらず、これからの展開に期待が高まります。哲学的な難解さを感じつつも、遅効性の肥料のように心に残る思索を提供してくれる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2024/01/28

いよいよ時間についての考察がはじまるようだ。 その一端として、人間にとっての「死」についての考察がある。 人間の一生を時間としてとらえると、「死」は時間の終わりということなのだろう。 なお、ハイデガーは人間の死と他の生物の死を区別しており、生物の死を「落命」としている。人間の死に...

いよいよ時間についての考察がはじまるようだ。 その一端として、人間にとっての「死」についての考察がある。 人間の一生を時間としてとらえると、「死」は時間の終わりということなのだろう。 なお、ハイデガーは人間の死と他の生物の死を区別しており、生物の死を「落命」としている。人間の死については解説において、ハンナ・アレントの言葉が引用されている。つまり、人が完全に死ぬということは、故人のことを誰ひとりとして記憶しなくなったときだ、というのだ。 そのような解釈をするのであれば、愛していたペットの死を「落命」として扱ってよいのだろうかという疑問はある。 死の話のほかに、6巻で印象に残ったのは、「まだない」という考え方。 現存在、すなわち人間は常に未完成であり、一生を通じて完成することはない、という。完成したら消滅する、と。死ぬときに完成するのかと思ったが、そうでもないようだ。アーティストが生涯を通じて自らの芸術を高め続けても、彼の作品が究極に達することはない、というニュアンスなのかもしれない。 また、人間が完全な状態になったときに消滅するというのは、それはもはや人間ではなく神だから、ということなのかもしれない。これは本書に書いていなかった、もしくは自分には読み取れなかった。 読んでいておもしろいと思ったのは、ここまでハイデガーは神の存在について論を展開していないということだ。これから出てくるのだろうか。 多くの哲学において、どこかで神の存在について触れられて、デウス・エクス・マキナではないが、「神は特別だから」みたいな話になる。八百万の神の国の原住民としては、釈然としないのであった。 本書が書かれた1920年代にもなると、神のことを書かなくてもよい時代になっていたのだろうか。 よくわからないなりに、読み進めていても、それはそれで面白いと思えることがいろいろとある。 これが自分の生活や人生にダイレクトに活用できるとは思わないが、遅効性の肥料のような役目はあると思うので読み続けている。

Posted by ブクログ

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