本は読んだらすぐアウトプットする！ 「書く」「話す」「伝える」力がいっきにつく55の読書の技法

齋藤孝(著者)

• 販売会社／発売会社: 興陽館
• 発売年月日: 2019/07/10
• JAN: 9784877232405

商品レビュー

2024/07/13

この本を一言で表現すると、「読書によって得られるさまざまな効能を伝える本」です

前半ではエビングハウスの忘却曲線に基づき、読書のアウトプットと復習の重要性を説きます。そして、情報を記憶に定着させるために、単に読むだけでなく、アウトプットを通じて復習を行う必要があると述べられています。

アウトプットの方法は線引きや音読といった基本的な手法から、20分で1冊を読んで1分間で話せる内容にまとめるという独自な方法まで、多岐にわたるアプローチが提案されています。

後半は、アウトプットの方法というよりも本を読むことのメリットや、どのような本を選ぶべきかについての著者の見解が多く述べられているように感じました。
その中で著者がおすすめする本も紹介されており、次に読む本を選ぶ際の参考になります。

この前に読んだ本の著者もこの著者も岩波文庫をおすすめしているので、近いうちに岩波文庫の本を読んでみようと思いました。

読書を記憶に定着させるための実践的な方法を学びたい方や次に何を読もうか悩んでいる方にとって、この本は有益なガイドブックとなるかも知れません。

2024/06/16

【読書術】
読書術のハウツー本として手に取りましたが、
あくまでそれは教養得る手段として進めてくれています。
キュレーションもしてくれています。

2023/09/12

ほぼタイトル通り。
私は、分からない単語が出てきたら、それを調べることでアウトプット代わりにしました。
ＳＮＳに感想を上げるのもアリだと。
他の読書術本と内容はあまり変わらない。