![ミュシャから少女まんがへ 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー 角川新書](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001927/0019275062LL.jpg)
- 中古
- 書籍
- 新書
- 1226-35-01
ミュシャから少女まんがへ 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー 角川新書
![ミュシャから少女まんがへ 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー 角川新書](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001927/0019275062LL.jpg)
定価 ¥1,210
495円 定価より715円(59%)おトク
獲得ポイント4P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/07/10 |
JAN | 9784040823140 |
- 書籍
- 新書
ミュシャから少女まんがへ
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ミュシャから少女まんがへ
¥495
在庫なし
商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
少女まんがとミュシャの関係を、明治時代にさかのぼって、紐解いています。 ミュシャ って少女まんがっぽい、いやいや、少女まんががミュシャっぽい。 経験として知ってきたことのうらには、おじさん文人と少女読者の共依存?共犯?関係があったとは。ちょっと気持ち悪かった。 ただ、大塚さんの分...
少女まんがとミュシャの関係を、明治時代にさかのぼって、紐解いています。 ミュシャ って少女まんがっぽい、いやいや、少女まんががミュシャっぽい。 経験として知ってきたことのうらには、おじさん文人と少女読者の共依存?共犯?関係があったとは。ちょっと気持ち悪かった。 ただ、大塚さんの分析は析対象を客観的に切り込むだけでなく、『少女民俗学』とか『彼女たちの連合赤軍』などを発表してきたご自分の思考・指向にも向けられているように思う。 男性による少女文化研究として、白眉だと思う。
Posted by
借りたもの。 日本におけるアール・ヌーヴォーの普及と、少女マンガにそのテイストが取り入れられた理由を紐解いていく。 2019年『みんなのミュシャ』展関連書籍。 雑誌『明星』がアール・ヌーヴォー様式を積極的に取り入れたことは有名だが、その挿絵画家だった一条成美の存在と明治の情勢が絡...
借りたもの。 日本におけるアール・ヌーヴォーの普及と、少女マンガにそのテイストが取り入れられた理由を紐解いていく。 2019年『みんなのミュシャ』展関連書籍。 雑誌『明星』がアール・ヌーヴォー様式を積極的に取り入れたことは有名だが、その挿絵画家だった一条成美の存在と明治の情勢が絡んでいることを指摘。 ヨーロッパで一世を風靡したアール・ヌーヴォーは、ジャポニズムの流れを汲んでいることもあってか、日本人の琴線に触れ、西欧に通用する“日本的なるもの”として日本で積極的に用いられたようだった。 そして大衆文化面では『明星』が文学において少女の内面を写す抒情的な描写を試みる作風であったことと、そのヴィジュアル化としてアール・ヌーヴォー様式が採用されていたことで結びつく。 それは明示を経て大戦の機運が高まることで禁止され、一度は廃れるのであるが……戦後、少女マンガ界において再発見され、取り入れられてゆく。 『みんなのミュシャ』の会場に展示されていた、60年代カウンター・カルチャーと「花の24年組」など少女マンガに絡む話は、最終章にちょっと触れるくらいだったが、何故、少女マンガにミュシャ…というよりアール・ヌーヴォーの意匠が選ばれたかという点で、明治からの日本人のイメージに内在したものがあったのではないかと考えさせられる。 『みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ――線の魔術』 http://chimere-aile.jugem.jp/?eid=428
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
序章、終章を先に読む選択肢も P8 『信貴山縁起絵巻』、『鳥獣人物戯画』=まんが表現の起源が俗説。 P72 "肩あげ"? このあたりに注釈無しというハードルの高さ。近代の文なんてすらすら読めません。 P212 「第二軍」?と思ったら、軍隊の編成でした。有名なのは、乃木将軍の第三軍かと。 P224 浅草パノラマ館 調べたら、結構本格的なものでした。確かに、死ぬことはないので、所詮は見世物ですけど。なので、いい例えでした。 P268 今までの一条推しは? P305 絵における言文一致?と思ったら、P311で否定。 P342 『少女まんが史』の引用が、男が少女まんがを読めない理由なんじゃないかと。4段ぶち抜きの絵の扱いに混乱するとか。 終章 ちょっとページ数が少なくないですか?と。
Posted by