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小説 恐怖新聞 APeS Novels
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 誠文堂新光社 |
発売年月日 | 2019/07/16 |
JAN | 9784416719251 |
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小説 恐怖新聞
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1973年から1975年まで連載された、つのだじろうさんの漫画『恐怖新聞』を大石圭さんの手で現代風にアレンジした小説。 世田谷区内のマンションの11階に暮らす19歳の女子大生、早川桜子が主人公。 「コツ、コツ、コツ、コツ」と深夜ベランダから聞こえるハイヒールの音、そして投げ込...
1973年から1975年まで連載された、つのだじろうさんの漫画『恐怖新聞』を大石圭さんの手で現代風にアレンジした小説。 世田谷区内のマンションの11階に暮らす19歳の女子大生、早川桜子が主人公。 「コツ、コツ、コツ、コツ」と深夜ベランダから聞こえるハイヒールの音、そして投げ込まれる新聞。 その新聞には、近日中に起きる不幸を予言する内容の記事が掲載されている。 桜子のキャラが良く、いかにもホラーの王道の様なスタイルで緊張感がある。 ただ大詰めの第七章で唱えられるひらがなの念仏は、ツボにハマってしまい笑いながら読了。
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あの有名な作品をオリジナル小説化。といっても、原典は読んでいなくてあまりよく知らないのですが。それでもホラー好きなら楽しんで読める作品です。 強制的に届けられ、読むたびに寿命が100日縮む「恐怖新聞」に取り憑かれてしまった美人女子大生。彼女の身の回りで次々に起こる不幸、そしてどん...
あの有名な作品をオリジナル小説化。といっても、原典は読んでいなくてあまりよく知らないのですが。それでもホラー好きなら楽しんで読める作品です。 強制的に届けられ、読むたびに寿命が100日縮む「恐怖新聞」に取り憑かれてしまった美人女子大生。彼女の身の回りで次々に起こる不幸、そしてどんどん縮んでいく(らしい)彼女の寿命。それまで当たり前のように享受できていた幸せがあっけないほど脆く崩れてしまう、というなんとも悲しい物語です。でも悪いのは新聞じゃなくて、それを届ける悪霊の方だったのか……。この悪霊の怨念と憎悪がもう半端なくって、ぞくぞくしました。霊能者との戦いのシーンも圧巻。 ヒロインの運命やいかに、というサスペンス感も読み心地として重要ですが。読み終えた後に感じたのは、不思議なほどの安息感でした。たしかに死は恐ろしいものであるという認識があるけれど、いずれは訪れるものなんだよなあ。そう思うと、生にしがみつくよりはいかに今を生きるか、に重点を置くべきなのでしょう。ただし、そうわかっていても割り切れるかどうかは別問題なのだけれど。
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美少女を羨む憑依霊、この組立ては原作だったらありそう。しかし、せっかくの現代小説版なので、もう少しリアリティある設定で良かったのでは。桜子チビリ過ぎ。
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