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バレリーナ踊り続ける理由 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2019/07/05 |
JAN | 9784309416946 |
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バレリーナ踊り続ける理由
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
吉田都さんが何を感じ、どんなふうに自分と向き合ってきたかが丁寧に綴られている。 私もこんなふうに日々を大切に生きたいと思う。つい忙しさに紛れて慌ただしく日々が過ぎていってしまうが、都さんは忙しい中でも自分の心と対話をして、毎日を積み重ねてきたのだと思う。
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英国ロイヤル・バレエ団で20年近くプリンシパルとして踊ってきたダンサーの、これまでと現在を綴ったエッセイ。 吉田さんのロイヤル・バレエ団引退公演を偶然見て、その美しさと高い表現力が印象に残っている。 それで、本書を読んでみることにした。 バレエにほとんどなじみがなかったので、...
英国ロイヤル・バレエ団で20年近くプリンシパルとして踊ってきたダンサーの、これまでと現在を綴ったエッセイ。 吉田さんのロイヤル・バレエ団引退公演を偶然見て、その美しさと高い表現力が印象に残っている。 それで、本書を読んでみることにした。 バレエにほとんどなじみがなかったので、いろいろなことが自分には新鮮だった。 ロイヤル・バレエの特色が、リアルな演技にあること。 引退公演の「ロミオとジュリエット」での可憐なジュリエットはこういう考えの下に表現されたのか、と納得。 身体感覚の表現のしかたも興味深い。 リフトは、男性ダンサーが腕の力で持ち上げるものではないという話があった。 たしかに、ふわっと持ち上がるあの状態を見ると、息を合わせてやっている感じはわかる。 本書によると、女性ダンサーは、「体をまとめておく」のだそうだ。 自分の身体感覚で体験することは難しそうだが、何かわかるような気がしたのが不思議。 呼吸も、大きな技に入るときは、まず一度息を吐き切り、身体の外側の力を抜く。 それにより体軸がしっかり意識できるという。 自分も楽器を習っているので、呼吸や体軸のことには興味があり、こういうところも参考になった。 最後の阿川佐和子さんとの対談も面白い。 本当に阿川さんが聞き上手で、いろんな情報を引き出してくれるのがうれしいところ。 イギリス、フランス、ロシアのバレエの違いや、日本の群舞のレベルの高さなどのところが面白かった。
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吉田都さんのバレエの思いや考え方、他にもそれぞれの国の特色が書かれていて面白いです。 自分がどんなふうに踊りたいのかを考えるきっかけになります。 国によるメソッドの違い、ロイヤルメソッドとは… などさらに深掘りしていきたくなります♪
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