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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2019/07/05 |
JAN | 9784022619822 |
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津田梅子
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津田梅子
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
偉大な人についての本は、いつでも感心したり励まされたりしますが、 これは、中でも女性で日本人ということも手伝って、 本当にとっても勉強になる本でした。 おすすめの本です。もし機会があったら、一度手にとって読んでみてください。 以下気になったページ: P223夫とともに働かなけ...
偉大な人についての本は、いつでも感心したり励まされたりしますが、 これは、中でも女性で日本人ということも手伝って、 本当にとっても勉強になる本でした。 おすすめの本です。もし機会があったら、一度手にとって読んでみてください。 以下気になったページ: P223夫とともに働かなければならない階級の女性は、外の世界に接する機会もある。 階級がいちばん貧しい階級では、(友働きだから)平等に近い。中間などは女性の発言力がない。 P228 多いときは月に300通もの手紙を書いていた。(日本とアメリカ) P235 日本のスピリットを忘れるなといつも話していた。(津田) P248女子高のよいところ。両性の必要性を感じさせられる
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今度の5000円札の顔になるというので 知らない人だったので読んでみました。 色々な本も出ていますが これを詠む前に子供向けの漫画を読んでいたので わかりやすかったです。 この本は 梅子さんが アメリカでお世話になった ご夫婦へ送った手紙を元に書かれていました。 梅子さん...
今度の5000円札の顔になるというので 知らない人だったので読んでみました。 色々な本も出ていますが これを詠む前に子供向けの漫画を読んでいたので わかりやすかったです。 この本は 梅子さんが アメリカでお世話になった ご夫婦へ送った手紙を元に書かれていました。 梅子さんたち 留学した女性たちは 国費で留学したのだから 戻ったら 国の役に立つことをしなくてはならないと 思って帰国したけど まだ 日本は男性社会で活躍の場がない。 他の女性たちは 何もできない事で 諦めて 結婚の道に進みましたが 梅子さんだけは 女性たちの学ぶ所を作りたいと ずっと考えて 実現しました。 梅子さんは アメリカの文化や風習を実体験して 日本と比較して 冷静に 見てそれを手紙にしたためていました。 国民が苦しんでいるのに 上級の役人は楽しんでいると 腹を立てている所を 読むと今と世間は変わらないなぁ~~って 思いました。 梅子さんは 伊藤博文など この時代を動かした人たちとも 交流をしていて 大変な事もあっただろうけど やりがいのある人生だったと思いました。
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津田塾大学出身の著者による津田梅子の評伝。 なんと言っても驚くのは、1871(明治4)年から11年に渡って米国に国費留学しているということ。しかも、渡米した時の梅子はわずか6歳。今の6歳児と単純比較はできないとしても、親の決断力も含め、これは画期的。 当時の日本女性としては相当高...
津田塾大学出身の著者による津田梅子の評伝。 なんと言っても驚くのは、1871(明治4)年から11年に渡って米国に国費留学しているということ。しかも、渡米した時の梅子はわずか6歳。今の6歳児と単純比較はできないとしても、親の決断力も含め、これは画期的。 当時の日本女性としては相当高いレベルの教育を受けた、この留学体験がその後の梅子を形作ったのは容易に想像できる。でも、この評伝の中心に据えられている、帰国後の梅子が米国のホスト・ファミリー宛に出した手紙などから感じるのは、梅子の持って生まれた素朴さと謙虚さ。学識を鼻にかける高慢なところなど微塵もなく、あくまでも自然体。肩に力が入って周囲の人から距離を置かれるということは、今も昔もよくあることだけれど、梅子にはそれが全くない。それでいて、使命感にあふれ、志は人一倍高い。だからこそ、伊藤博文をはじめとした支援者が後を断たなかったのだろう。 ところで、今の日本を梅子が見たらどう感じるのか。自身と同じように使命感と高い志を持った女性が増えてきたことを歓迎する一方、旧態依然としている男性に嘆いたのではないか、という気がする。
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