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最後の西遊記(1) ジャンプC
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最後の西遊記(1) ジャンプC

野々上大二郎(著者)

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最後の西遊記(1) ジャンプC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2019/07/04
JAN 9784088818825

最後の西遊記(1)

¥275

商品レビュー

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2019/09/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

主人公の龍之介は小3でヒロインポジションに居る妹のコハルは小2と年齢設定はかなり低めなんだけど、物語の内容はかなり重厚であり龍之介が所々で示す兄としての覚悟も相当なものだから時々彼らの年齢を忘れてしまいそうになるな でも、その普通の少年漫画よりもちょっと低めな年齢設定が、内に巣食う制御の難しい恐怖心と戦う展開により緊張感を醸し出しているように思う 第一話前半で描かれる龍之介とコハルの馴れ初めは割とオーソドックスな展開。スポーツ少年団に入ろうとしていたら突然妹が出来たと言われしたいことが出来なくなり苛立つが、目が見えず動けないコハルの恐怖や孤独を理解して、兄としての覚悟を固める展開は理解しやすいもの だからこそ、その直後から始まるコハルの能力に端を発する超常現象の連続には驚かれ、そして龍之介が兄としてコハルを守る意味がより大きく難しくなったと感じられるものだった 自分にとって一番怖い蔵の中に再び入り、コハルの前で妖怪を退治した龍之介はきちんと兄の顔になっていたね 第4・5話では龍之介の友達を助けるためにコハルの能力を使う展開に コハルの能力は使い方を間違えればすぐに周囲を危険にさらしてしまうものだからコハルは能力を発動しないように言葉を使わないでいたのが龍之介と出会ってばかりの頃 でも、第5話の時点でしげちゃんを助けたいという龍之介の想いに応えるために言葉を人に向けて発する。これはとても大きな変化でコハルが言葉を使っても大丈夫だという安心感を手に入れたことと、会ったばかりの兄の友人を助けるために行動できる優しさを持っていることを表しているね 今回はしげちゃんを完璧な日常に返すために記憶処置をせざるを得なかったけど、一時はコハルと友達になりたいとしげちゃんは言ってくれた。 今はまだ難しくてもその内コハルも友だちに囲まれる光景が来るのではないかと感じさせるような描写だった それにしても何故この物語が「最後の西遊記」と題されているのか、そして何がどうやったら冒頭のシーンに繋がってしまうのか気になるところ

Posted by ブクログ