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極彩色の食卓 ことのは文庫
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極彩色の食卓 ことのは文庫

みお(著者)

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極彩色の食卓 ことのは文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 マイクロマガジン社
発売年月日 2019/06/22
JAN 9784896378900

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極彩色の食卓

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商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2024/07/04

料理に美術を掛け合わせると、こんなにも美味しさが増して見えるんだという発見があった。 有名な画家の律子さんが、燕くんの作った料理を単に「おいしそう」というだけでなく、「綺麗」と評する。色彩感覚が豊かで、匂いも写真もないのに、「美味しそう」と読者に思わせる。 読了後、今まで見えてい...

料理に美術を掛け合わせると、こんなにも美味しさが増して見えるんだという発見があった。 有名な画家の律子さんが、燕くんの作った料理を単に「おいしそう」というだけでなく、「綺麗」と評する。色彩感覚が豊かで、匂いも写真もないのに、「美味しそう」と読者に思わせる。 読了後、今まで見えていなかった色が見えるようになった気がする。 絵の道に挫折しかけている燕くんと、挫折した絵を克服しようとしている律子さん。 2人の巡り合わせに運命を感じ、2人の過ごした時間の尊さを思う。 続編もあるようなので、そこで2人の関係はどうなっているのか、続きも読んでみたい。

Posted by ブクログ

2024/01/16

少し幼さがある還暦女性と挫折を味わった青年の紡ぐ絵と四季と食べ物の物語 天才画家である律子さんは絵が大好きで一度集中し出すと時間を忘れてしまう そんな彼女が出会った、絵が描けなくなった青年の燕くん 2人の紡ぐ時間はとても温かくて色鮮やかでいて、そして美味しそう! 短編が続いていく...

少し幼さがある還暦女性と挫折を味わった青年の紡ぐ絵と四季と食べ物の物語 天才画家である律子さんは絵が大好きで一度集中し出すと時間を忘れてしまう そんな彼女が出会った、絵が描けなくなった青年の燕くん 2人の紡ぐ時間はとても温かくて色鮮やかでいて、そして美味しそう! 短編が続いていくので沢山の美味しそうな食事に出会える 黄色が眩しいオムライスや真っ赤なチリコンカン、深みがある黒色のチョコレート、真っ白な大根のスープ どれもこれも美味しそうで、彩り溢れた色彩に魅了される 食事ってこんなに色に溢れてるんだ!って 当たり前の食事には沢山の色が使われていることを教えてくれる 黄色の中にも赤や緑を添えて極彩色に 人間模様も、沢山出てくる食事も本当に素敵 トラウマを抱えた燕くんが律子さんとの生活を通して前を向いていく 秘密を抱えた律子さんは、ある時から描けなくなったものが燕くんとの関わりでまた描けるようになる 2人の関係性は恋人とも親子とも友人とも言えないけれど、2人が出会ったことで救いになったのが本当に良かった 読了後は食事のパレットを沢山の色で溢れさせたくなる! 律子さんの食べ物への色の感性がとても魅力的だ 彼女みたいに色で食べたいものを選ぶのも楽しそうだなって思った 今回こちらは再読だったが、とても素敵な物語でやはり私好みの物語だなって感じられた

Posted by ブクログ

2021/06/26

絵を描くことから逃げて、でも逃げ切れなかっあ燕。そんな燕が、天真爛漫に見えるけど不思議な影がある律子と出会えたのはお互いにとっていい事だったのかも。色鮮やかな絵を描く律子と、色鮮やかな料理をする燕。違うことをしているのに、似ている気もして不思議な気持ちになった。絵を描くことから逃...

絵を描くことから逃げて、でも逃げ切れなかっあ燕。そんな燕が、天真爛漫に見えるけど不思議な影がある律子と出会えたのはお互いにとっていい事だったのかも。色鮮やかな絵を描く律子と、色鮮やかな料理をする燕。違うことをしているのに、似ている気もして不思議な気持ちになった。絵を描くことから逃げられないし、やっぱり絵が好きだとしか思えない2人。そんな2人の鮮やか色に囲まれた暮らしをもっと見たくなった。

Posted by ブクログ

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