平和のバトン 広島の高校生たちが描いた8月6日の記憶

弓狩匡純(著者)

• 販売会社／発売会社: くもん出版
• 発売年月日: 2019/06/17
• JAN: 9784774327778

商品レビュー

2023/08/18

被爆者の体験談を高校生が絵にする。忠実に再現するために何度も話を聞き、アドバイスを受けて。完成した絵はなかなか生々しい。でも記憶はいつか忘れさられてしまう。絵というインパクトで、平和を考える一環になるというのいいなと思う。あの日を繰り返さないために、若い人たちにも読んで欲しい本。

2023/04/12

第66回(2020年度)青少年読書感想文課題図書
中学校の部

内容：
「４組の被爆証言者とその内容を絵画で表現する高校生のエピソードで構成されている。この活動は、「次世代と描く原爆の絵」プロジェクトとして、2007年に始まった。広島市の基町高校で学ぶ生徒が、74年前の被爆の「記憶」を丁寧に聞き取り、卓越した描写力と表現力で「記録」として１年をかけて１枚、絵に残してきた。
絵画の制作過程で得られた高校生の心の動きを通して、次世代の子どもたちに戦争の悲惨さや平和の尊さを伝えてくれる。」

2022/07/30

今年の8月6日で広島原爆投下から77年が経ち、現在原爆投下を体験した方は少なくなっているからこそ、私たちが色んな方法で伝えていくことが必要。それを、実践してまたそれを本にすることがいい発想だと思う。