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デッドヒート(下) おれたちの東京オリンピック ハルキ文庫
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デッドヒート(下) おれたちの東京オリンピック ハルキ文庫

須藤靖貴(著者)

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デッドヒート(下) おれたちの東京オリンピック ハルキ文庫

定価 ¥902

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2019/06/12
JAN 9784758442633

デッドヒート(下)

¥440

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

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2020/05/10

そしていよいよ、最終巻へ。 東京五輪のマラソン代表選考においては、実際にはMGCという形が創設されとても面白い代表選考になったのだけど、この本の中では、陸連がトップ選手を秘密裏に絞り込んでいくという形となる。 そこで剛が本格的にその日本代表を目指してライバルと鎬を削る話になるかと...

そしていよいよ、最終巻へ。 東京五輪のマラソン代表選考においては、実際にはMGCという形が創設されとても面白い代表選考になったのだけど、この本の中では、陸連がトップ選手を秘密裏に絞り込んでいくという形となる。 そこで剛が本格的にその日本代表を目指してライバルと鎬を削る話になるかと思いきや、社命でケニヤに赴任することになろうとは。 しかし、ポレポレ(焦らず、ゆっくり行こう)はこの本のテイストに合っており、また上巻の頃は剛が駅伝のメンバーに選抜される必然性も感じられなかったものが、ここまで腹筋チャレンジや瞑想マラソンを繰り返し、実によく食べ、そして走り込みをしている姿が描かれると、無謀なロングスパートも段々あり得るように思えてくる。 トップ30に絞られるレース、代表候補の重要な指標になる特別レース、それぞれにこれまでのエピソードが活きてくる。 そして、残り200頁余りは、東京五輪のレースに。 剛の独白とその合間に挟まれる関係者へのインタビューで構成される話に、選考レース以上にこれまでの全てのエピソードが綯い交ぜになって走りを彩る。 2016年に「Final」を読んだ時は『淡白で物足りないところはある』と感じたが、全てを遡ってここに辿り着けばその過程の記憶がどっと押し寄せて、ファンキー飛松のインタビューのシーンをはじめ、あらゆる局面で一緒に感動に咽ぶことが出来るのも過去を知ってこそというもの。 来年の夏(本当に出来るのか?)、札幌で(になるんだろうな)、同じような感動のレースが見れると良いな。 太郎の挫折と復活の話も良かったが、それを後押ししたP.122~123の競馬場に対する描写、流石にこの作者ならではだ。

Posted by ブクログ

2019/07/14

以前に読んだ本のシリーズが再編されていて最後まで読んだ。実は以前は結末まで読んでいなかったので、期待通りだけど楽しく読めた。

Posted by ブクログ

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