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衝動と焦燥と 日本推理作家協会賞受賞作家傑作短編集 8 双葉文庫
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衝動と焦燥と 日本推理作家協会賞受賞作家傑作短編集 8 双葉文庫

アンソロジー(著者), 香納諒一(著者), 北方謙三(著者), 河野典生(著者), 真保裕一(著者), 馳星周(著者), 藤田宜永(著者)

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衝動と焦燥と 日本推理作家協会賞受賞作家傑作短編集 8 双葉文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2019/06/12
JAN 9784575659023

衝動と焦燥と

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2019/10/12

男臭さのようなハードボイルド。 6人の小説家が、描いている。 「ハミングで、二番まで」 実業家として、成功した男、20歳の娘は、可愛いのだが、結婚したいと言い出した。 やはり、父親、愛娘を手放したくないだけでなく、相手の名前を聞いて動揺してしまう。 過去の過ちが、、、友としでか...

男臭さのようなハードボイルド。 6人の小説家が、描いている。 「ハミングで、二番まで」 実業家として、成功した男、20歳の娘は、可愛いのだが、結婚したいと言い出した。 やはり、父親、愛娘を手放したくないだけでなく、相手の名前を聞いて動揺してしまう。 過去の過ちが、、、友としでかした悪事の為に自殺した男の娘の人生を駄目にしてしまった。 その報いなのか? 娘の彼の車のブレーキに細工をして、箱根の別荘で会う約束をしたのだが、、、その車に乗ったのは、、、我が愛娘!! 最後まで、書かずに展開が、わかる描き方! 「一日だけの狼」北方健三氏は、歴史小説を描いた人と思っていたのだが、、、 ハードボイルド! 坊やが男にになる・・・そして最後の熱いコーヒーは、きっとブラックコーヒーだろうと・・・ 「ゴーイング・マイ・ウェイ」 男性の好きな車 ビュイックから始まる。 ジャズの調べに32口径のコルト・・・ そして、今まで知らなかった父親が、殺した相手だったとは、皮肉な運命であり、二手に分かれた道を選んだのは、がけ崩れをを避けたはずが、、、、 最後まで描かなくてもわかるストーリー 「再会」 妻幹子の病室。嫉妬深さ、そして多量の薬の服用での自殺未遂。 伯父が亡くなれば、英輔の父が工場を継ぐことになる事を幹子は知ってた、、、それほど迄、幹子は英輔を愛していた・・・ 「ギャングスター」 ボクシング、「あの野郎」「やっべえ」「「ぶっちめいてやっからよ」「くそったれ」「「ざっけんじゃねえぞ」・・・ 余り、日常では、お目に(?)聞くことも無い言葉が、ポンポンと飛び出して来る。 最後の銃声と、倒れる登志信。見つめるながら笑みを浮かべる男。 「タクシーボーイ」 パリに住む日本人で、美術品バイヤーが、目にした男は・・・ 失踪している大手家電メーカーの会長72歳の西坂太一郎。 誘拐説・殺人説・逃亡説の憶測を呼ぶ中、一人娘に届いた手紙は、元気にしているとの事。 そして、似ている男をつけて行った先で、聞いたことは、「タクシーボーイ」で、チケットを貰って女性の相手と務めるダンサーだという事であった。 黒のプジョー505・ナイフ・パンチ、、、 3人の凶漢が、落としていった1枚の税関申告書に記された絵画1点の写し。 西坂と思われた人物は、、、本当は・・・ ハードボイルの作品は、やはり、少し苦手である。 言葉遣いと、暴力的描写が、好きになれないからかもしれない。 それなのに、時代小説が、好きなのは、少しおかしいのかな?と、感じる事がある。 今の時代の子供虐待、あおり運転の言葉、そして、東電の脅迫的な言動・・・どれを見ても 今起こっている出来事なのだと、、、思いながら、本を閉じた。

Posted by ブクログ

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