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ビールの教科書 講談社学術文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2019/06/12 |
JAN | 9784065159521 |
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ビールの教科書
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ビールの教科書
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ビールとはいったいどんなお酒なのか。この本は、そのような疑問に答えてくれる。人類とビールの関係は有史以前からだと考えられており、古代エジプトやメソポタミア時代のものが現時点で最古の証拠として見られる。とはいえ、その当時のビールにはホップが使用されてない、すなわち苦味のないお酒で...
ビールとはいったいどんなお酒なのか。この本は、そのような疑問に答えてくれる。人類とビールの関係は有史以前からだと考えられており、古代エジプトやメソポタミア時代のものが現時点で最古の証拠として見られる。とはいえ、その当時のビールにはホップが使用されてない、すなわち苦味のないお酒であった。現在のように苦味のあるビールが誕生したのは8世紀のドイツのバイエルン地方が最初であり、ヨーロッパで本格的に広まったのは17世紀頃とされる。このように、ビールとはワインと同様にはるか昔から存在するお酒である。 また、ビールといえば、麦が製造において欠かせないが、その麦がなぜ麦芽のみを使用し、しかも小麦ではなく大麦が大半であるのかを解説してくれる。そのほか、ビールが完成するまでの過程や日本を含む各国のビールの特徴も詳細に記述されている。ちなみに、日本で販売されるビールの大半がスッキリした味わいで、チェコのビールが大元だと著者は指摘する。 最終章では、日本のビールの歴史を解説しており、この章を読むと、多くの日本人が大手企業のマーケティングに乗せられたことで、生ビールに異様な執着心を持ってしまったことやビールに対する酒税が先進国のなかでも高めであるなど、筆者の消費者や企業にたいする訴えが刻々と伝わってくる。いずれにせよ、これを読むと読まないとでは、ビールの楽しみ方が変わるであろうし、とくに誰かとビールを飲む機会がある場合はここで仕入れた知識を相手に披露するだけでその場の盛り上がり具合が変わるかもしれない。
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ビールの歴史や種類(原料、酵母、製法など)の違いについて勉強するのにはちょうどよい。2019年6月22日(金)丸善京都本店で購入。6月23日(土)読み始め、7月2日(火)読了。
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青井博幸『ビールの教科書』。ビールはいつ誕生したか、何がビールで何がビールではなくて、どんなビールがあるのか。あの味あの香りは、どうやって作られるのか。そもそもホップって何? そんな疑問に答えてくれる本でした。ペールエールは比較的新しい、ラガーも新しめ、実はホップが新しめ、など。...
青井博幸『ビールの教科書』。ビールはいつ誕生したか、何がビールで何がビールではなくて、どんなビールがあるのか。あの味あの香りは、どうやって作られるのか。そもそもホップって何? そんな疑問に答えてくれる本でした。ペールエールは比較的新しい、ラガーも新しめ、実はホップが新しめ、など。 いろんなビールのスタイルをその出自とともに解説してくれ、読んでるだけで口の中がビール受容体に変化していくのがわかる。ビール飲みたい。いっぱい飲みたい。 あと、大手ビールの味の似たり寄ったり感は多様性がなく、ビール嫌いを生むと思う(実際昔ビール嫌いだった)。日本は酒税が異常に高いとか、ビールまわりの問題も挙げられているので、ビール通になるにはうってつけの本。
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