- 中古
- 書籍
- 書籍
アンセム
定価 ¥1,650
1,375円 定価より275円(16%)おトク
獲得ポイント12P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | Evolving |
発売年月日 | 2019/05/31 |
JAN | 9784908148187 |
- 書籍
- 書籍
アンセム
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
アンセム
¥1,375
在庫なし
商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
紙数が少ない小説であるせいか、どことなくお伽噺のような印象を受ける本作。「肩をすくめるアトラス」における主張を、極彩色でエッセンスだけ抜き出したらこうなる、とでもいうべき、押し出しの強い作品。 遠い将来、国の名も明らかにされないとある全体主義国家の話。主人公「平等7-2521」...
紙数が少ない小説であるせいか、どことなくお伽噺のような印象を受ける本作。「肩をすくめるアトラス」における主張を、極彩色でエッセンスだけ抜き出したらこうなる、とでもいうべき、押し出しの強い作品。 遠い将来、国の名も明らかにされないとある全体主義国家の話。主人公「平等7-2521」は成人すると街路掃除人として生涯を送ることを割り当てられる ~。という雰囲気のディストピア小説。 アイン・ランドは強烈な自由主義の思想家である。今となっては共産主義の脅威という言葉も歴史的遺物となってしまったが、共産主義の部分をそのほかの悪夢的政体と読み替えることは可能であり、今的価値も十分にある。 エンディングを楽観的と読むか絶望的と読むかは、意見が分かれると思う。
Posted by
幾つか邦訳は出ているものの、余り耳にしない、ロシア系アメリカ人作家アイン・ランド。 本書は『われら』や『一九八四年』に繋がるディストピア小説ではあるが、かなり希望の持てるラストで終わる。書かれた時代を考えると、このラストは珍しいのでは。 内容とは関係無いが、この本、組版が相当酷...
幾つか邦訳は出ているものの、余り耳にしない、ロシア系アメリカ人作家アイン・ランド。 本書は『われら』や『一九八四年』に繋がるディストピア小説ではあるが、かなり希望の持てるラストで終わる。書かれた時代を考えると、このラストは珍しいのでは。 内容とは関係無いが、この本、組版が相当酷いので、そっと棚に戻した人も多いのではないだろうか……。
Posted by