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エトセトラ(VOL.1) 特集 コンビニからエロ本がなくなる日
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | エトセトラブックス/トランスビュー |
発売年月日 | 2019/05/01 |
JAN | 9784909910004 |
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エトセトラ(VOL.1)
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商品レビュー
4.3
11件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ブク友さんの本棚で気になって図書館からお取り寄せ。 数十年前にたまたま寄った田舎の店に薔薇族が置いていて、びっくりした記憶を思い出した。またその頃はレディコミも全盛期。友人と過激な表現に驚いた感想を言い合ったりした。 つい最近まで、主に異性愛男性の性志向を刺激する商品が、生活用品と一緒に置いてあるのって、よく考えると違和感しかわかないのに、すっかりそういうことも忘れていた。トイレ利用の時に、そのコーナーの前を通るのは変な緊張感を持っていたことも思いだした。 本ができるまで、販売、消費者に届くまでに多くの役割の人間が関わっているんだとあらためて知ることができた。実際のところ売れなくなったからという理由もあるそう。 コンビニで、生理用品も不快だという同列で反論する意見や、オムツが売られていない悲痛な声があったということも、そのアンバランスさに愕然とした。 哀しいことに家庭、学校、街中、病院、交通機関、様々な職種を持った人達による性にまつわる問題が連日どこかの街で起こっている。 エロ本がなくなっても、エロコンテンツは違う形でどんどん進化して刺激さが増しているので、また違う議論の必要性が出てくるのではと危惧しながら読み終えた。 覚書 男性の射精文化・産業が日常化・環境化される一方、女性に必要なものがない。(アフターピル、性暴力被害訴訟制度、安心な中絶方法、経済不安なく妊娠出産可能な環境) ソフィズムとは、だれかをだますことを希望して推理における巧みさを表示する故意に無効の議論 「エロ」は悪いものじゃない。むしろ必要で尊いもののはずなのです。エロいものが「搾取」や「支配」と連動している社会が悪いのだと思うのです。その「搾取」や「支配」の構造から、ハラスメントや性被害が発生しているのです。
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一冊まるごと「コンビニからエロ本がなくなる日」特集 ほんとうにいろいろな意見が載っている。 賛成派、否定派。 女性、男性。 作るひと、読むひと、置くひと。 子供のいるひと、いないひと。 ニュースではさらりと流された話題だったように記憶しているけれど、たいした話題ではなかった...
一冊まるごと「コンビニからエロ本がなくなる日」特集 ほんとうにいろいろな意見が載っている。 賛成派、否定派。 女性、男性。 作るひと、読むひと、置くひと。 子供のいるひと、いないひと。 ニュースではさらりと流された話題だったように記憶しているけれど、たいした話題ではなかったのか? 同じことを書いてらした方もいらっしゃったけれど、コンビニのエロ本なんて、気にしてないようで、気にしていた。 横を通るとき緊張したし、正視できなかった。 その理由がこの雑誌を読んでわかったような気がした。 使い捨てられる女性の裸たち。 顔を身体を勝手にジャッジされる暴力。 無言の圧を見ないフリをしてきた。 でも無くなったことにホッとしている。 印象に残ったこと。 ✴ネットにつながる環境のない老人の性の問題。 ✴幼い頃はじめに触れた性コンテンツのその後の人生への影響。 ✴じゃあ、なんで男性向けのエロ本があって、女性向けのエロ本や、BLがコンビニになかったのか、という意見。 ✴男性にはコンビニエンスなエロが必要だ、という意見。 ✴やはりお子さんがいるお母さんはいろいろ気を使うな、という印象。 そういえばこの前書店で三歳くらいの男の子がエロ本をめくっていた。私がギョッとして凝視したらタタタっとどこかに行ってしまった。その後また通りかかったら同じ子がまた見ていた。 やはり刺激の強いものは気になるんだと思った。(その後その書店に行ったらエロ本に封がしてあった)
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コンビニからエロ本がなくなる。 この一つの出来事にも、たくさんの思いがある。 エロ本を買っていた人、 エロ本を見ていた人、 エロ本を売っていた人、 エロ本を作っていた人。 みんなの声を聞いて、 やっぱり「コンビニにエロ本は要らない」って思えた。 それだけでこの雑誌を読んだ...
コンビニからエロ本がなくなる。 この一つの出来事にも、たくさんの思いがある。 エロ本を買っていた人、 エロ本を見ていた人、 エロ本を売っていた人、 エロ本を作っていた人。 みんなの声を聞いて、 やっぱり「コンビニにエロ本は要らない」って思えた。 それだけでこの雑誌を読んだ価値があった。
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