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M&A戦略の立案プロセス
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央経済社/中央経済グループパブ |
発売年月日 | 2019/06/01 |
JAN | 9784502308512 |
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※このレビューにはネタバレを含みます
M&Aの買収戦略は、自社の企業・事業戦略からの落とし込み、それぞれの目的や社内の決め事がとても大事だということがよく理解できました。 事例もたくさん紹介されていて、とても良書でした。良い本に巡り会えました。星6個つけたいぐらいです。 M&Aは年間3800件あるが、成功確率30%~50%、不成功は50~70%、MAは2割交渉、8割PMI。 不成功の要因①高値掴み、②そもそも買うべき会社ではなかった、③PMIの失敗。 MA戦略3要素、①経営戦略との整合性、②ターゲット企業の明確な選定基準 ③マネジメントルール(投資の意思決定、モニタリング) 全社戦略→事業戦略→参入選択(内部成長?外部成長?) 電産は平均5年、最大16年かかったことも。毎年年賀状出したり。 NPV、IRR、回収機関、ROIC使って判断基準を。 大別すると5つ。①市場浸透型(競合買収、ロールアップ戦略)②製品開発型(製品拡張、許認可、技術買収、ブランド戦略)③市場開拓型(エリア拡大、海外企業買収、特定顧客獲得、顧客層各愛)④垂直統合型 ⑤多角化型(ポートフォリオ転換戦略、コングロマリット、プラットフォーム、マルチアライアンス) 最後の、財閥(弱者連合)は耳の痛い話でした。 あと、M&Aは失敗事例もさることながら、成功事例からも学べることがたくさんあるので、日本電産、JT、ソフトバンク等々の事例についても今後の理解を深めていきたいと思います。
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