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ぼくを忘れないで 海外文学セレクション
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ぼくを忘れないで 海外文学セレクション

ネイサン・ファイラー(著者), 古草秀子(訳者)

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ぼくを忘れないで 海外文学セレクション

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2019/05/31
JAN 9784488016715

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商品レビュー

3.4

7件のお客様レビュー

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2022/03/05

読みにくさはありますが、それは統合失調症の心の中を反映させているからだと思います。 病気だってわかっても、どう付き合っていけば良いのかわからず一番悩み、苦しむのは本人。それをほんの少し垣間見ることができるような気がします。

Posted by ブクログ

2019/10/09

統合失調症という病気がどういったものか知らなかったが、彼に限らず、人はたった一言で救われたり傷ついたりしながら生きていることを改めて感じた。人は辛い時、自分のことしか見れなくなってしまうことが分かっていてそれが嫌だと書いている彼は、とても心の優しい人なんだと思う。少しボタンを掛け...

統合失調症という病気がどういったものか知らなかったが、彼に限らず、人はたった一言で救われたり傷ついたりしながら生きていることを改めて感じた。人は辛い時、自分のことしか見れなくなってしまうことが分かっていてそれが嫌だと書いている彼は、とても心の優しい人なんだと思う。少しボタンを掛け違えただけで。この世の中生きていくだけで大変だと言われる事もあるけれど、家族や親類で助け合ったり、自分の気持ちを少し外に出してみるだけで、世の中を少しだけでも生きていきやすくする事が出来るのかもしれない。

Posted by ブクログ

2019/09/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幼い頃に自分のせいでダウン症の兄が亡くなったと思い込み、統合失調症を患った19歳の青年・マシュー。治療の一環として彼が綴った文章をまとめたという設定の本書は、時系列も真偽も不明ではなはだわかりにくい。だが読みにくさを我慢して読んでいくと、精神に病気を抱えた青年の内面が生き生きと描かれている(って変?)ことがわかる。彼を支える人たちへの思いも伝わっていると思う。最後に兄の死の真相が明らかになり、散漫な印象の本書が巧みに構成されたものだと理解できた。

Posted by ブクログ

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