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籠の鸚鵡 新潮文庫
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籠の鸚鵡 新潮文庫

辻原登(著者)

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籠の鸚鵡 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2019/05/29
JAN 9784101321738

籠の鸚鵡

¥220

商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2020/12/07

1人の女に群がる3人の男、皆んな悪事を働くけど、皆んなそんなにワルじゃない。 出だしのカヨ子の手紙はエロくて、この先どうなっちゃうのかと心配したけど、梶がまんまと引っかかった後は意外と淡白。ヤクザの世界も迫力が無いし、最後の終わり方にもスッキリしない。消化不良の小説。

Posted by ブクログ

2019/12/09

帯より「誘う女とワル3人、最期に誰が笑うのか?」 ワル3人とは、あの3人か 4人のお話なのね やくざの抗争がありつつ、個人間のだましあい そこに女が絡み、なお話でした

Posted by ブクログ

2019/10/07

本作は1980年代後半、所謂バブル時代の頃の和歌山を主な舞台とし、当時の実際の事件や動きに虚構を絡ませた、「虚実混じり合った」というような具合に展開する“犯罪モノ”というような小説である。 1人の女と3人の男が主要視点人物ということになる… ヒロインの「増本カヨ子」はスナックを営...

本作は1980年代後半、所謂バブル時代の頃の和歌山を主な舞台とし、当時の実際の事件や動きに虚構を絡ませた、「虚実混じり合った」というような具合に展開する“犯罪モノ”というような小説である。 1人の女と3人の男が主要視点人物ということになる… ヒロインの「増本カヨ子」はスナックを営む。そこの客である町役場の出納室長の「梶康男」が在り、カヨ子を愛人であると考えている地元暴力団の幹部である「峯尾」が在り、そしてカヨ子の元夫で不動産業の「紙谷覚」が在る。 作中世界の時代、1980年代半ばから後半頃の和歌山というのは、関西空港の建設に向けた土砂を供給する用地の件や空港開港を見込んだ種々の開発関係の事案が色々と出ている、或いはかの山口組を巡る大きな抗争により、そうした大規模な組織に連なる様々な組の栄枯盛衰が色々と見受けられた地域だったという。 「誘う女」のカヨ子…それに戸惑いながらも惹かれることを拒めずに居る梶…そんな場面から物語は起こる。 梶が「絡め取られる」ようになって行く他方、山口組系の様々な組が2つの陣営に分かれて争う渦に、峯尾も巻き込まれて行く。そしてその様子の中でカヨ子との家庭を取り戻そうという想いも在って動く紙谷が在る。 未読の方の楽しみを妨げないという意味でも、これ以上の詳述は避けるが…中盤以降の動きは「で…どうする?どうなる?」と、本当に頁を繰る手が停まらなくなった… 「手に取ったからには一気読みを余儀なくされる」と巻末の解説に在るのだが…正しくそのとおりである!!

Posted by ブクログ

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