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クーデター 80年代新日本プロレス秘史
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クーデター 80年代新日本プロレス秘史

大塚直樹(著者)

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クーデター 80年代新日本プロレス秘史

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2019/05/27
JAN 9784800295248

クーデター

¥1,595

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2020/06/01

あとがき前の最終章、『同時代を戦い抜いた選手たちとの「邂逅」』ほど感動的な終わり方はそうそうない。そこでの猪木、長州、そして永源への言及にぐっとくる。極めつけは、猪木とその永源との逸話のさらりとした紹介。馬場派の自分さえ、Once a 猪木信者、Always a 猪木信者、と思わ...

あとがき前の最終章、『同時代を戦い抜いた選手たちとの「邂逅」』ほど感動的な終わり方はそうそうない。そこでの猪木、長州、そして永源への言及にぐっとくる。極めつけは、猪木とその永源との逸話のさらりとした紹介。馬場派の自分さえ、Once a 猪木信者、Always a 猪木信者、と思わせられずにはいられない。

Posted by ブクログ

2020/04/26

著者は80年代の新日本プロレスで営業を担当しており 優秀な成績をあげていた しかし仕事に飽きてきたため、独立など考えていたところ アントン・ハイセルの問題が膨らんできたもので まあ、欲と義憤がごっちゃになって 突っ走ってしまったわけだ それが、山本小鉄や藤波辰巳やタイガーマスクと...

著者は80年代の新日本プロレスで営業を担当しており 優秀な成績をあげていた しかし仕事に飽きてきたため、独立など考えていたところ アントン・ハイセルの問題が膨らんできたもので まあ、欲と義憤がごっちゃになって 突っ走ってしまったわけだ それが、山本小鉄や藤波辰巳やタイガーマスクといった 選手を巻き込んでの独立騒動に発展した しかし相手はプロレスラー なんでもありの海千山千たちに、さんざん翻弄されたあげく ショウジ・コンチャなる外部の山師まで一枚噛んできて 彼は、自分の発案した計画から疎外されたような気分になり すっかり疑心暗鬼に陥ってしまった しょせん、いちフロントマンにすぎなかった彼には 立ち入っていけないレスラー間の絆みたいなものもあっただろう 最終的には、山本小鉄が自分だけ良いとこ取りを狙った末 あっさり覆されたようにも見えるのだが むろん、見方は人それぞれである

Posted by ブクログ

2019/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近読み漁っている80〜90年代のプロレス検証本。 今回の作品は新日本プロレスが団体的にも世間的にもいち ばん元気だった時代に営業本部長を務め、その後に長州・ マサ斉藤らの維新軍を大量に引き抜いた上に「ジャパンプ ロレス」を設立し、全日本プロレスと提携する、という離 れ業をやってのけた辣腕フロント、大塚直樹氏の作品。 かつて少年ファンとして新日本の会場に足を運んでいた僕 にとって、大塚さんは「新日本のやたら怖いオジさん」と して印象に残っていた人。昭和後期の新日本はどの会場も 連日満員を記録したのだが、その頃に精力的にチケットを 売っていたのが大塚さん率いる営業部。この本を読むと大 塚さんはあの頃まだ20台だったらしいのだが、失礼ながら そうは見えない程の貫禄と迫力があった。 そんな大塚さんが、当時付けていた日記を元に振り返る 80年代のプロレス界。この手の本をいささか読みすぎて おり、正直あまり期待していなかったのだけど、まさかこ こまでのめり込むとは思わなかった。とにかく動いた「カ ネ」の話があまりにリアルだし、関わった選手・関係者の 心の揺れ様の書き方も見事。ノンフィクションとして非常 に秀逸、と評価する。 大塚直樹という人、最終的には失敗しているハズの維新軍 クーデターでも、各所に不義理をしているワケでもなく、 大損しているワケでもない。よ〜く考えてみると、そんな 関係者はこの人しか居ない気がする。 ゴールデンタイムの新日本で育った世代なら、間違い無く 興味深く読めるハズ。プロレスにどっぷり浸かりながら、 破滅しなかった偉人のご高説は、プロレスファンなら読ん でおくべき。面白かった!

Posted by ブクログ

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