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ダークギャザリング(1) ジャンプC
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ダークギャザリング(1) ジャンプC

近藤憲一(著者)

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ダークギャザリング(1) ジャンプC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2019/06/04
JAN 9784088818566

ダークギャザリング(1)

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2020/07/05

ヒロインの外見に凝っている作品は数多く存在するけれど、本作のような方向性は初めて見たかも。 眼球に複数の瞳孔、更に光の具合によりまるで瞳にドクロマークがあるかのよう。これでいて設定年齢は8歳だというのだから恐ろしいものです 腕に霊障を持つ螢多朗、その目に重瞳を持つ夜宵 あまりに...

ヒロインの外見に凝っている作品は数多く存在するけれど、本作のような方向性は初めて見たかも。 眼球に複数の瞳孔、更に光の具合によりまるで瞳にドクロマークがあるかのよう。これでいて設定年齢は8歳だというのだから恐ろしいものです 腕に霊障を持つ螢多朗、その目に重瞳を持つ夜宵 あまりに普通の範囲から外れた二人が度々訪れることになるのはオカルトスポット。というか、夜宵がそういった場所に螢多朗を連れ回すのだけど 8歳児に良いように連れ回される大学生ってちょっと情けないのだけれど、それはオカルトに対する姿勢の違いが齎したもの 霊障をその身に受けた、霊の存在は感じられるが見えない螢多朗。だから「まともな人間になりたい」と考える彼は自分からオカルトスポットに近づこうとは思わない けれど、詠子に言わせれば螢多朗は無自覚に恐怖を愛しているタイプのようで だから本人はオカルトを避けているつもりでも、その体質や行動によってオカルトを引き寄せている 夜宵は身体的には普通の少女なのだけれど、霊に対するスタンスがあまりに一般的でない少女 重瞳によって現世と幽世を同時に見る彼女はそのまま2つの世界を観測できる存在。だから一般的には普通の事故として片付けられた両親の死亡事故も表の事実だけでなく、母の魂が霊に連れ去られたという裏の事実を知っている 一人寂しく佇む父の霊のために母の霊を求める夜宵は自らオカルトスポットに赴き霊を乱獲している 目的やその意識は違えど、どちらもこの世ならざるものに接近せざるを得ないタイプ まともになろうとする螢多朗はどう見てもまともでない夜宵が連れ出そうとするオカルトを避けようとするのだけど、その体質ゆえに避けられはせず このままではただの巻き込まれ体質として終わってしまうのだけれど、螢多朗は家庭教師として夜宵を受け持った。ならば蛍多朗にとって夜宵は初めての生徒である。だから面倒を見る 二人の関係性の中に別の意味合いを見出して夜宵の傍に居る理由を手にした螢多朗の姿は良かったな 第3話では意識の成長が行動に反映されていたね。 自分の呪いを解くために危険な地へ赴いた夜宵を助けるために、オカルトへの恐怖を乗り越えて危険な地を駆け抜けた螢多朗 夜宵を大切な生徒と認識した螢多朗。蛍多朗を必ず助ける仲間だと認識した夜宵 紆余曲折がありつつ二人の関係性がしかと固まった始まりの巻であったように思えた

Posted by ブクログ

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