マチのお気楽料理教室

秋川滝美(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2019/05/23
• JAN: 9784065156100

商品レビュー

2024/08/04

ツアコンの万智は義母の介護のために退職、義母亡き後、夫の勧めもあって旅先で料理について学んだ経験を生かし自宅で郷土料理をテーマとした料理教室を開くことに。亡き妻や両親への想いを持ちながら通ってくる様々な年齢立場の生徒たちの想い、そして明らかになる夫婦の歴史…。気持ちが暖かくなる中編集だが、居酒屋ぼったくりシリーズには勝てないかなあ。

2024/08/03

初めて読む作者さんでした。食べ物系の話が好きなので選びましたが面白かったです。恵まれた主婦が自宅で料理教室？と思いきやいろいろな事情が次々と明かされていき、読み始めたときの違和感が解消されたような顛末でした。

2024/06/22

「どんどろけの飯の謎」
夢の中にでてきた。
地方の料理は有名で皆も食べるものならいいが、知る人ぞ知るものだと探しても見つからないだろうな。

「トンテキに秘めた思い」
今までにない時間。
このままでは良くないと自分で気付けるのならば、上手く言えるか分からずとも話し合いをすべきでは。

「冷や汁食べ比べ」
指摘されて気付く。
今更と思うようなことであったとしても、たったそれだけで見方が変わるのならば頑張る価値はあるな。

「ジンギスカンの宴」
久しぶりに会う友。
親としての意見も確かに大事ではあるが、何よりも通うのは本人なのだから一番に話を聞くべきだろう。

「チキン南蛮の夜」
忘れたかったこと。
蒸し返したところで何一つ解決しないならば、なかった事にするのが一番だが限度は誰にでもあるだろ。