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よこまち余話 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2019/05/23 |
JAN | 9784122067349 |
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商品レビュー
4.5
14件のお客様レビュー
こどもの頃見えてた世界ってこうだったなぁって思い返す 大人になってからあれは一体なんだったんだ??って思うことがいくつかある。そんな世界の見え方を思い出す。なつかしいような寂しいような。
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独特な世界のお話。時代もいつなのか。人なのか人でないのか。誰が人で誰が人でないのか。読み進むうちに混乱。こういう小説はよくあるのだけど…うやむやな扱いの登場人物たち。うやむやな最後。うやむやな読後感
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この前に読んでいた本(『失われたものたちの本』)とは全く違う世界。 とまどいながら読み始めたが、この余白の多い物語にぐっと引き込まれる。 語りすぎず、語らなさすぎず。 想像しながら読む楽しさ。 最後までおもしろく読んだ。 読み進めるうちに、全く違うと思っていた『失われたものたち...
この前に読んでいた本(『失われたものたちの本』)とは全く違う世界。 とまどいながら読み始めたが、この余白の多い物語にぐっと引き込まれる。 語りすぎず、語らなさすぎず。 想像しながら読む楽しさ。 最後までおもしろく読んだ。 読み進めるうちに、全く違うと思っていた『失われたものたちの本』と通ずるものを勝手に感じる。 異世界はすぐ隣にある。その異世界は、現実と全く違う世界ということではなく、心の世界とでもいうような、人が持っている潜在的な思いや積み重なった経験が具現化する世界。それは、意識しているかしていないかに関わらず、だれもが抱えている世界。 (巻末の対談でも出てくるけれど)この本では、此岸と彼岸であり、なんだかお彼岸の近いこの時期に読んだのも、偶然とはいえ必然だったのかしら。 収録している堀江敏幸と作者木内昇との対談もおもしろかった。
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