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歴史戦と思想戦 歴史問題の読み解き方 集英社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2019/05/17 |
JAN | 9784087210781 |
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歴史戦と思想戦
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商品レビュー
3.8
33件のお客様レビュー
第二次世界大戦では、世界各国が自国にとって戦況を有利に導くためにプロパガンダを積極的に多用した。 本書では、当時の「大日本帝国」が展開したプロパガンダを記録や証言に基づき丁寧に紐解くと同時に、 極端な解釈が今でも横行している現状を指摘し、憂慮しつつ問題提起している。 特に、「大...
第二次世界大戦では、世界各国が自国にとって戦況を有利に導くためにプロパガンダを積極的に多用した。 本書では、当時の「大日本帝国」が展開したプロパガンダを記録や証言に基づき丁寧に紐解くと同時に、 極端な解釈が今でも横行している現状を指摘し、憂慮しつつ問題提起している。 特に、「大日本帝国」と「第二次世界大戦後の日本国」、および一般概念としての「日本」の区別の重要性を説いている。 その区別が曖昧なまま、感情的に過剰反応している政治家や著名人がいることを名指しで指摘している。 個人的には、この名指しの指摘自体が形を変えた別種のプロパガンダにも見えなくもなかったため、全部を読後感そのままに鵜呑みにすることは出来ないと感じたものの、 1938年に日本橋高島屋で開催された思想戦展覧会など、公文書として閲覧できるような公的情報を時系列に基づき丁寧に挙げながら自論を展開している点から、 少なくとも事実関係についての信頼性は高いように思われる(し、反証可能性もしっかり担保されている)。 一見すると公平性を保っているように見える「両論併記」の心理的トリック、 「歴史戦」論者と歴史学者の根本的な違い(歴史に対して向き合う姿勢の違い)、 問題の本質や焦点の“すり替え”の事例、 等々、プロパガンダが実際にどのようにして日本で行われてきたか、ということについて、 一つ一つ記録に残っている具体例を挙げて考察しながら解説している。 「GHQ」や「コミンテルン」が、その実像から掛け離れた極端な形で、 政治家やマスメディア、著名人などの発信を通してどのように繰り返し伝えられてきたか(また、いつ頃からその活動が活発化したか)、 ということについても検証を重ねながら指摘していく。 日頃、マスメディアでは報道されることのないこれらの「社会構造の実態」は、 一般社会を観察する際の重要な視点を教えてくれる。 著者による細かい指摘のすべてを鵜呑みにしないまでも、 平然と事実歪曲が行われてきた経緯を知ることは、一般市民として今後も生き続けていく上で意義深いと感じた。
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ごめん、無理でした。 近隣国が仕掛けてくる思想戦と歴史戦かと思ったら違って、サンケイ新聞を初めとする「日本の保守」の「歴史修正主義」の批判だった。 たまにはそう言うのも読まないとなと思ったんだが、無理でした。 誰も言ってないことを言ってると批判し、問題を歪曲する。 一部の人...
ごめん、無理でした。 近隣国が仕掛けてくる思想戦と歴史戦かと思ったら違って、サンケイ新聞を初めとする「日本の保守」の「歴史修正主義」の批判だった。 たまにはそう言うのも読まないとなと思ったんだが、無理でした。 誰も言ってないことを言ってると批判し、問題を歪曲する。 一部の人が見てないからないと言うのか、と言う批判の後に、一部の人が見たと言ってるからあったんだとか。 南京大虐殺は、人数が問題ではない。 従軍慰安婦は、強制性が問題ではない。 初めて意識したが、界隈の人が、レッテル貼りが得意なのはそう言うことなのだな。 一旦名前さえつけば、広義にそこに含まれるものは、すべて同じレベルで批判する。 問題の本質に関係なく、悪魔化できる。 何をやったかが問題ではない。 それであることが絶対の罪なのだ。 それ、魔女狩りっていうんだよ。 後、共産主義ね。 頑張って読もうと思ったんだが、26になったうちの厨二の娘と喋ってるみたいで、無理でした。
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日本や世界の歴史問題について、いわゆる左派側の目線から読み解くことが出来た。 リベラルと言えば5chの嫌儲板の住民のイメージで、ただネトウヨが嫌いな人だと思っていた。しかし本書では俯瞰して物事を見れる人が沢山いて、アカデミックな知見の概要を得ることが出来た 歴史修正 つくる会...
日本や世界の歴史問題について、いわゆる左派側の目線から読み解くことが出来た。 リベラルと言えば5chの嫌儲板の住民のイメージで、ただネトウヨが嫌いな人だと思っていた。しかし本書では俯瞰して物事を見れる人が沢山いて、アカデミックな知見の概要を得ることが出来た 歴史修正 つくる会 歴史選択 読みやすさ 一般層 慰安婦問題 経済協力 独裁政治に援助 道義的解決 文化生産者と歴史学の対立 右翼 左翼どちらか片方 他の国 アジアアフリカ会議 イギリス ケニア マウマウ 未来志向のイギリスの良心 インド エリザベス 教科書 中立 選別的思考 ドイツ 西ドイツ レパレーションではなく補償 道義的責任 日本 植民地主義自体ではなく行為自体 オランダ 東南アジア 奴隷制 遺憾の念 歴史学会 閉じこもり 網野 天皇 民族解放 メディアの商業主義 左右の定義
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