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会社にお金を残す経営の話
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | あさ出版 |
発売年月日 | 2019/04/22 |
JAN | 9784866671376 |
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商品レビュー
3.9
13件のお客様レビュー
経理として必要な考え方の一つを学べる本だと思います。小説仕立てなのでストーリーとして理解しやすいだけでなく、繰り返し読む際に参考にできるものが物語後半にポイントとして整理されている。何回も役に立つ本だと思う!
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管理会計を実例を使ってわかりやすく書いてある点は良かった。簿記を勉強している最中で、非常に役に立った。ただ、節税に対する考え方、経営理念に対する考え方も、あたかもそれが正解のように著者自身の考え方を主張していた部分はよくなかった。 印象に残った点 ①売上を伸ばしても利益は増えな...
管理会計を実例を使ってわかりやすく書いてある点は良かった。簿記を勉強している最中で、非常に役に立った。ただ、節税に対する考え方、経営理念に対する考え方も、あたかもそれが正解のように著者自身の考え方を主張していた部分はよくなかった。 印象に残った点 ①売上を伸ばしても利益は増えない。経営管理する中で重要視すべきは限界利益である。限界利益とは売上から変動費を引いたものである。変動費とは数量の伸びに従って増える費用のことである。粗利とは違うことに注意。 ②売上は単価×数量×頻度である。一番やってはいけないことは単価を下げること。これをやると限界利益が劇的に下がり、数量と頻度を上げても改善が難しくなる。 ③利益を増やすための情報は4つである ⅰ 1商品あたりの販売単価 ⅱ 1商品あたりの変動費 ⅲ 1商品あたりの限界利益 ⅳ 販売数量(数量×頻度ともいえるか) ④業績の90%は上位10%からもたらされ、コストの90%は業績をうまない90%から発生する。
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経営コンサルタントである著者が会社にお金を残すために変動損益を使った管理手法を急逝した兄の跡を継いで事業継承した遼を中心としたストーリーとともに解説した一冊。 限界利益だけをみる、売り上げを伸ばしても利益は増えない、節税しても会社にはお金が残らない。納税すればお金が残るという3...
経営コンサルタントである著者が会社にお金を残すために変動損益を使った管理手法を急逝した兄の跡を継いで事業継承した遼を中心としたストーリーとともに解説した一冊。 限界利益だけをみる、売り上げを伸ばしても利益は増えない、節税しても会社にはお金が残らない。納税すればお金が残るという3つの考え方を松平運送を継いだ遼と経営コンサルタントの櫻田のやり取りから学ぶことができ大変勉強になりました。 変動費は数量に比例すること、限界利益の状況を社員で共有することや将来のためのお金を持つこと、事業を誰に継がせるかを決めておくことなど実践的かつ効果的な経営において大事なこと学べました。 また、顧客商品マトリックスや節税の考え方や判断ミスの3つの理由など著者が実践している考え方も経営のうえで非常に有用なものも学ぶこともできました。 本書を読んでしっかりとお金を残すことで有事の時も対応できることや社員を思い心を高めて経営することが利益を生むことにつながることを感じました。 そして、そのために本書にある限界利益をしっかりと伸ばしていき、全ての仕事が価値を生んでいることを肝に銘じ心の経営を行うことでますます発展していくと感じた一冊でした。
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