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文化心理学 理論・各論・方法論
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文化心理学 理論・各論・方法論

木戸彩恵(編者), サトウタツヤ(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ちとせプレス/トランスビュー
発売年月日 2019/04/12
JAN 9784908736131

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文化心理学

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2019/07/02

文化心理学と比較文化心理学は違う。比較文化心理学は人が文化の中にいる(person in the culture)とする考え方をとるのに対し,文化心理学は文化が人に属する(culture belongs to the person)と考える。  比較文化心理学は,文化を静的...

文化心理学と比較文化心理学は違う。比較文化心理学は人が文化の中にいる(person in the culture)とする考え方をとるのに対し,文化心理学は文化が人に属する(culture belongs to the person)と考える。  比較文化心理学は,文化を静的で固定的な人間が入っている「箱」のように考えるのに対し(たとえば,国や地域=文化),文化心理学では文化を「記号の配置」として考えていく。すなわち,動的で流動的な人間が創っていく多様なモノのように文化を考える。  ここから見えてくることは,人間を丸ごと理解したい,という意欲であり,そのための道しるべとして文化心理学が機能するということである。その点において本書の理論は示唆的であり,文化心理学の理論入門として一読することをお勧めできる。  他方,各論においては理論と相容れないはずであろう考えが展開されているなど不十分な点もある。たとえば,心理尺度とは行為を行動に変換する装置であり,行為の理解を目指す文化心理学とは根本的に相容れないはずであるが,そのことに対する認識が薄い(あるいは,説明不足)。  方法論に関しては,その方法論を知りたい人にとってはコンパクトにまとめられているため参考になるであろう。  近年の動向を踏まえた文化心理学の教科書としては初めての書物であると思うので少し期待していた分,各論に関しては残念に思うところもあった,というのが正直な感想です。

Posted by ブクログ

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