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イマジナリーフレンドと
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2019/04/17 |
JAN | 9784092906204 |
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
想像の中の友達、実は私も小さい頃心の中で話しかけていたりしたなって思いました。これもイマジナリーフレンドだったのかも。今はしていないけど何でも吐き出せるような人がいたら心も軽くなるし、イマジナリーフレンドって傍から見たら戸惑う人もいるだろうけど作っておくと心のよりどころになるんじ...
想像の中の友達、実は私も小さい頃心の中で話しかけていたりしたなって思いました。これもイマジナリーフレンドだったのかも。今はしていないけど何でも吐き出せるような人がいたら心も軽くなるし、イマジナリーフレンドって傍から見たら戸惑う人もいるだろうけど作っておくと心のよりどころになるんじゃないかなって思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
想像上の友達を持ったことはないけれど、想像の世界の中でいつも遊んでいた私。 風の精とか、妖精とか、魔法使いとかそういうものにあこがれて、一人芝居をしていた記憶が蘇る。 この本では、想像する「私」が主人公ではなく、想像されている「モノたち」が、主人公。イマジナリーフレンドである自分に気がつかないでいたジャックが、自分の本当の姿にある日気づいてしまうのだ。そして、自分と同じ存在のモノたちから情報を得て、自由を求めて「双子の妹」の元を離れるのだ。 けれど、それはそんな簡単ではなくて、ジャックは迷いのループに入っていき、そして自分というモノの本質を知っていくのだ。 物語の最後はきれいに伏線を拾って終結する。 訳も読みやすく、外国の読み物であるが、中学年、高学年の児童たちに読んでもらいたい一冊。
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junaidaさんの装画に惹かれてお迎えした本です。 この女の子が主人公かと思っていたので、読み始めてびっくりしました。表紙を外すと現れるところが最高です。頭良いですね、この仕掛け。 イニシャルを彫った木がちょくちょく出てくるのですけれど、それも描かれていて、本当にすてきです。 ...
junaidaさんの装画に惹かれてお迎えした本です。 この女の子が主人公かと思っていたので、読み始めてびっくりしました。表紙を外すと現れるところが最高です。頭良いですね、この仕掛け。 イニシャルを彫った木がちょくちょく出てくるのですけれど、それも描かれていて、本当にすてきです。 物語の内容は、ピクサーに映画化してほしいなぁ……とひたすら思っていました。個性的なフレンドたち(フレンズ?)の姿をしっかり見てみたいです。 相手ときちんと向き合っている人たち(人じゃない者たち)の存在が、とても良かったです。心があたたかくなりました。 見た目にとらわれずに関係性を築けたらどんなにいいでしょう……。羨ましいです。 2023/10/31 p.3-207 読み始めました。 p.3 “うちで飼(か)っているダックスフンドの胴体(どうたい)みたいに、” ダックス飼っているのですか! いいですね! 昔わたしも飼っていたので、ダックスには思い入れがあります。 p.3 “次の章に書こうと思う。” もったいぶりますねえ。どのくらい先なのでしょう? p.4 “第2章のひねくれ犬、フランソワ” わお、次のページでした。予想以上に近かったです。 まさか、1章につき1,2ページしかないのですか? 章立てする理由は……? p.9 先生が無視するなんて最悪な環境……。 けれどふと、「ぼく」はみんなの目に見えないのでは……? と思いました。もしかしてこの物語、イマジナリーフレンドの目線で進んでいますか? てっきり、表紙の女の子の目線で進むと思っていたのでびっくり。 p.10 “フラーの「F(エフ)」とジャックの「J(ジェイ)」、ふたりのイニシャルを彫(ほ)った木。” もしかして……? と表紙を確認したら、木に彫ってありました。イニシャル。すてき。 p.11 “親友ってみんなそうだと思うけど、フラーとぼくにも、ふたりにだけ見える世界があるんだ。” ……そういうものなのですか? わたしのことを「親友」って言ってくれたのはひとりだけで、どう接したらいいのか、何が親友なのか、わたしはまだわかっていません。大切に想う気持ちはずっとずっとあるのですけれど、「友人」と「親友」の境目がわからないです。 そんなことを言ったら、親友を悲しませてしまうだろうけれど……。わたしはわたしなりに、このご縁を大切にしていくつもりなので、わたしの答えを考えます。 p.15 “どうやら、おじょうちゃんには、見えるらしいな” それを察する能力はあるってことなのでしょうか? p.34 “ロッキーロードっていうチョコレートとマシュマロのフレーバーだった。” あれ……? 前、チョコレートは好きじゃないって描写、ありませんでしたっけ? ……“ぼくの新しい友だちはチョコレート味は好きじゃなかったんだ。(p.26)”とありますね、やっぱり。この時は正しい設定が決まっていなかったから……? p.50 “ぼくは自分が空気みたいに感じられる。あるいは風。” 皮肉なことに、人間の、実在するわたしは、来世空気になりたいのです。邪魔しない存在になりたいです。 立場を交換できたら、しあわせなのでしょうか……。 p.136 “人間の世界に、そんな気分にさせてくれる相手がどれだけいると思う? あたしのいいところを見つけて、だからきみにはできるよって教えてくれる相手が?” そんな存在と出会うことができたら、とてもしあわせですね。 この通りに言ってくれるのではなくても、自信が持てるようになるきっかけをもらえたら、嬉しいです。そんな存在は貴重です。 p.136 “「それでね、『とりあえずいまは犬』のジャック・パピエさん、あなたは知ってる?」” 相手のことを尊重してくれる、いい人ですねえ。フラーとの共通点はここかもしれません。 p.150 “窓(まど)からさす月の光が、ゆかにつくる四角。それって何ていえばいい?” いい観点ですね。 丸い月の光が四角になるって、確かに不思議です。月から地球に来て、床や地面に落ちるまで、月の光は何度も姿を変えているのでしょうか。 p.152 “それって本当に見えないぼくからすると、ちょっと頭にくるんだよね” わたしの来世の話は、彼には酷ですよね……。ごめんなさい。 p.202 “この目をぼくは知っている。” わたしも、知っています。美しい目。 嗚呼まさか、最後の最後に泣くとは……。 読み終わりました。
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