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パスタぎらい 新潮新書
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パスタぎらい 新潮新書

ヤマザキマリ(著者)

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パスタぎらい 新潮新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2019/04/17
JAN 9784106108099

パスタぎらい

¥220

商品レビュー

3.8

45件のお客様レビュー

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2024/07/03

パスタぎらい 著:ヤマザキマリ 紙版 新潮新書 809 世界をめぐって食を追求した結果、一番よかったのが日本 息子もやっぱり、和食好き、母はつよし 各国の食のご紹介 本書はこの3つを言いたいと思いました 気になったのは以下です ■貧乏パスタ ・安上りで腹持ちもするパスタ...

パスタぎらい 著:ヤマザキマリ 紙版 新潮新書 809 世界をめぐって食を追求した結果、一番よかったのが日本 息子もやっぱり、和食好き、母はつよし 各国の食のご紹介 本書はこの3つを言いたいと思いました 気になったのは以下です ■貧乏パスタ ・安上りで腹持ちもするパスタはイタリアにおいては庶民のための食であり、イタリア映画でも貧窮した様子を表現するときは、大人数で大量のトマトソースのスパゲッティを食べるシーンを良く用いている ・私が食べたくて仕方のなくなるパスタは、ケチャップを使った和製のナポリタンやタラコのソース、または、納豆を使ったようか、いわゆる、和風スパゲッティである ・いくら、海外暮らしが長くても、家族が外国人であっても、やはり私の味覚はなんだかんだで和製優位なのだろう ■日本のパン ・実際かつて日本に連れて来た十人のイタリア人のオバさんたちは、日本で最もおいしかったものの一つのパンを上げていた(ちなみに一番はイタリア料理だった) ・西洋便器をウォシュレットに進化させると同様、海外で生まれたものを本国以上のクオリティで製造してしまう、日本のこだわりの職人気質の成果の一つともいえるかもしれない ■果物 ・果物と言うものの概念が日本では果てしなく違うのである  たまに贈答品として、みるからに高価な雰囲気の果物を頂いてしまった時などは、悲鳴に近い叫び声とともに深い落胆に陥り、果物が高級品として扱われる日本を憎々しく思うのだった ■ラーメン ・今こうして思い出してみると、北海道では本当にありとあらゆるラーメンをたべてきた。  函館、札幌、旭川、…… 美味しいラーメンがあると聞けばどんな地域にも赴いた ・まさに日本を象徴する完璧なソウル・フードが、ラーメンなのである ■ケチャップ ・日本の洋食に欠かせない調味料のひとつがケチャップである ・加熱ケチャップ味で、イタリア人に受けた洋食といえば、オムライスがある ■OBENTO ・キャラ弁は海外のサイトでも紹介された人々を驚愕させている ・ここのところの毎年の楽しみの一つは、新宿の京王百貨店で催される全国駅弁大会に出かけることで、なるべくその時期を狙って日本に帰国するようにしている ■にぎりめし ・私は自分で練習して三角形のおにぎりを握れるようになった。  それ以来おにぎりを作ろうと思うと、自然に手は三角形を握る形になってしまう Good!!! ■恋しい日本食 ・うちの子供は、イタリア生まれの海外育ちだが、食に至っては完全な和食党である ■スナック菓子 ・日本人というのはとにかく舌が肥えている  当地でたべるイタリア料理よりも、日本人シェフの作ったイタリア料理のほうがよほどおいしい、などと感じてしまう人も少なくない ・中東から欧州、中国、南米、南太平洋の島々に至るまで世界の国でいろいろなスナック菓子を試してきた結果、私にとってどこよりも美味しいポテトチップスは、やはり、日本製である ・高級食材と技術によって味覚を極める一方、ジャンクフードでも食感や味の多元性を愉しむ日本人は、つくづく食に容赦のない民族である ■世界の食材考 ・オリーブオイル ・ワインビネガー ・馬肉 ・モツ ・高級キノコ ポルチーニ ・ジェラート ・クリスマス  シュトーレン:ドイツ  ブッシュ・ド・ノエル:フランス  パネットーネ:イタリア  パンドーロ:イタリア ・機内食とソーセージ ・羊肉、豚肉 ・卵かけごはん ・餃子 ・串刺し料理はインターナショナル  焼き鳥  魚の串焼き  おでん  串カツ  団子  田楽    ケバブ:イスラム圏  サテー:フィリピン  チキンティッカ:インドの焼鳥  ヤンローチャン:中国屋台  スブラーキ:ギリシア  シュラスコ:ブラジル  サンジョク:韓国  スピエド:イタリア ・酒  シャンパン:フランス  スプマンテ:イタリア  プロセッコ:イタリア ・チーズ 目次 第1章 イタリア暮らしですが、なにか? 第2章 あなた恋しい日本食 第3章 それでもイタリアは美味しい 第4章 私の偏愛食 第5章 世界をつなぐ胃袋 あとがき ISBN:9784106108099 出版社:新潮社 判型:新書 ページ数:208ページ 定価:780円(本体) 2019年04月20日発行

Posted by ブクログ

2024/06/29

いろいろな国でいろいろな料理を食べてきたんだなあ。 知らない料理がたくさん出てきて、面白かった。 意外と苦手な食べ物や苦い思い出もあって、大変な体験したんだなあと、しみじみ。

Posted by ブクログ

2024/06/10

まず、表紙の「口をベタベタにして、美味しいのか不味いのかわからない顔でパスタを喰らう女」の絵が、強烈。 そして、パスタぎらい。 でも、本の中には、食べてみたい知らない料理やら、知ってるけどまた食べたくなる料理など、確実に胃袋を刺激する内容だった! 世界中の食文化は、面白くて奥深い...

まず、表紙の「口をベタベタにして、美味しいのか不味いのかわからない顔でパスタを喰らう女」の絵が、強烈。 そして、パスタぎらい。 でも、本の中には、食べてみたい知らない料理やら、知ってるけどまた食べたくなる料理など、確実に胃袋を刺激する内容だった! 世界中の食文化は、面白くて奥深い。 そして、言葉が通じない、異文化の人が、うちの料理を美味そうに食べたら、私は仲良くなりたいって思ってしまう!

Posted by ブクログ