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6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む ハーパーBOOKS

ジャン・ポール・ディディエローラン(著者), 夏目大(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ハーパーコリンズ・ジャパン
発売年月日 2019/04/17
JAN 9784596541116

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商品レビュー

3.6

18件のお客様レビュー

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2024/03/30

こういう風に進んでいくとは思わなくて、 読後、とても晴れやかになる。 本の断裁作業、見たくないねぇ。 意に反して面白かったという言い方はなんだけど、 とても気に入った本でした。、

Posted by ブクログ

2022/11/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本の断裁工場で働くギレン、ショッピングモールのトイレで働くジュリーの出会いの物語。 以下、本文より 化粧室の接客係をしている人間が日記をつけているなどと、世間の人たちは思わないに違いない。掃除をする人間であって、文章を書く人間ではない、そう思う人がほとんどだろう。でも私は別に何をしたっていいと思っている。ととえば、クロスワードをする時だってある。隠された言葉を見つけ出して、マス目を埋めていく。暇な時間には小説を読むことだってあるし、女性誌やテレビガイドを読むこともある。でも、私はそれだけではなくて、漂白剤で荒れた指でキーボードをたたいて、自分の考えを文章にしたいと思っている。そんな行為は世間の人たちの理解を超えたことだろう。あるいは理解されないよりもっと悪くて、本当に描いているのか疑いを抱かれるかもしれない。そこには大きな誤解がある。この人はこうあるべきという誤った思い込みだ。

Posted by ブクログ

2022/11/09

著者は過去に短編小説で2度 ヘミングウェイ賞を受賞していて、 本書が長編のデビュー作だそうです。 パリ郊外の工場に勤める男性の日常を綴ったお話ですが、 一般的なフランスやパリのイメージとは 多少異なる空気感の中で物語は展開していきます。 また、日常を描いているといっても、 その...

著者は過去に短編小説で2度 ヘミングウェイ賞を受賞していて、 本書が長編のデビュー作だそうです。 パリ郊外の工場に勤める男性の日常を綴ったお話ですが、 一般的なフランスやパリのイメージとは 多少異なる空気感の中で物語は展開していきます。 また、日常を描いているといっても、 その日常が少しばかり非現実的。 物語に登場するのが、 来る日も来る日も大量の本を粉砕して液状にする ドイツ製のツェアシュトー500という名の残酷な機械、 古典演劇と詩を愛する工場の守衛、 同じ本ばかり蒐集する車椅子のイタリア系の男などなど。。。 主人公はルジェ・ド・リールという金魚と暮らし、 粉砕機の魔の手をなんとか逃れた 破れた本の数ページを持ち帰っては、 翌朝の通勤電車で同じ車両に乗り合わせた乗客に朗読して聞かせる。。。 やっぱり一般人の日常としては風変りですよね。 孤独、憂鬱、絶望の日々。 そんな中で希望と呼ぶにはあまりにもささやかな、 小さな灯を見つけることができたのもまた、 誰かの手によって綴られた文章との運命的な出会いでした。 べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え” http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

Posted by ブクログ

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