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ネコ・かわいい殺し屋 生態系への影響を科学する
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 築地書館 |
| 発売年月日 | 2019/04/01 |
| JAN | 9784806715801 |

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ネコ・かわいい殺し屋
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商品レビュー
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【信大の方のみ】電子ブックはこちら https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000075780 学外からの接続手順 1. ログイン画面で「学認アカウントをお持ちの方はこちら」をクリック 2. 機関一覧から「信州大...
【信大の方のみ】電子ブックはこちら https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000075780 学外からの接続手順 1. ログイン画面で「学認アカウントをお持ちの方はこちら」をクリック 2. 機関一覧から「信州大学」を選択 3. ポータルサイトACSU画面でACSUのIDとパスワードでログイン
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猫が好きな人ほど、読んだ方がいいかもしれない。 ふと図書館で目に入った本書のタイトル。 猫大好きで、地域猫にも関わっている私は、だからこそこの本を読むべきかもしれないと思い手に取った。 内容としては、家の中で飼われているネコと野放しネコ(野良猫と放し飼いの猫など)とを区別し、野...
猫が好きな人ほど、読んだ方がいいかもしれない。 ふと図書館で目に入った本書のタイトル。 猫大好きで、地域猫にも関わっている私は、だからこそこの本を読むべきかもしれないと思い手に取った。 内容としては、家の中で飼われているネコと野放しネコ(野良猫と放し飼いの猫など)とを区別し、野放しネコが生態系や人間に媒介する感染症に与える影響について、それらの影響を無くすためにどうすればいいのか?TNR(捕獲・不妊去勢・再放逐…日本でいう地域猫と考えていいだろう)の是非、各国の野放し猫への対応などについて論じている。 タイトルや内容からもしかして著者はネコが嫌いなのか?と思われるかもしれないが、決してネコ自体を非難しているわけではない。 家の中で飼われているネコに対しては何も言及していない。 野放し猫に対して論じている鳥類学者の中にも、ネコが好きな人はたくさんいる。 しかし、生態系への影響、また野放しにされることによって、人間や、他ならぬネコ自身にデメリットしかないことを語っている。 私も地域猫と触れ合う中で、今野放し猫に対してできることはこれくらいしかないから地域猫を見守っているが、異常気象やネコ嫌いの人間たちから受ける暴力などをみていく中で、地域猫たちの過酷な生存環境については頭を悩ましてきた。 TNRは好まれるが、何も解決しない。 その通りだと思う。 これは私の考えだが、一番は飼い主による無責任な猫の遺棄さえなければ、地域猫や野良猫などとしてネコたちは生きる必要はなかったのだ。 ネコを蔓延らせたのは、ネコを無自覚な殺戮者や迷惑者にしてしまったのは人間だ。 「今日、悪気のない人たちの行動、あるいはそれと同じくらい重要な、「行動しないこと」が、世界中で生態学的健全さのつづれ織りを少しずつほころびさせ、人々の健康を脅かすという意図しない結果をもたらしている。家の中でネコは素晴らしいペットになる。野外に放たれれば、自らの過ちではないのに、無慈悲な殺し屋、病気の温床となる。」 本書は主にアメリカやオーストラリア、ニュージーランドなど英語圏のネコによる生態系異常について語られているが、日本でもことの重大さは変わらない。 ネコについて、ひいては地球、自然について、一番に責任を負い、考えるべきは人間たち。 そう再認識させられる本だった。 以下備忘録がてら目次をば。 第1章 イエネコによる絶滅の記録 第2章 イエネコの誕生と北米大陸での脅威 第3章 愛鳥家と愛猫家の闘い 第4章 ネコによる大量捕殺の実態 第5章 深刻な病気を媒介するネコー人獣共通感染症 第6章 駆除vs愛護ー何を目標としているのか 第7章 TNRは好まれるが、何も解決しない 第8章 鳥、人そしてネコにとって望ましい世界 第9章 どのような自然が待ち受けているのか?
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人間にとって愛玩動物であるネコを、外来捕食者、伝染病の媒介者としての面をクローズアップしている本。洋書らしく表現が日本語とちょっと違うので読みづらくはあるが、終始ネコに批判的な論調であることがわかる。 ただ、一番厄介なのは野生のネコよりも「犬と違って散歩の手間が省ける」と放し飼...
人間にとって愛玩動物であるネコを、外来捕食者、伝染病の媒介者としての面をクローズアップしている本。洋書らしく表現が日本語とちょっと違うので読みづらくはあるが、終始ネコに批判的な論調であることがわかる。 ただ、一番厄介なのは野生のネコよりも「犬と違って散歩の手間が省ける」と放し飼いにされる家ネコのようだ。野生のネコは野鳥や小動物を補食しながらも自然の食物連鎖の一部となり得るが、家ネコは十分な栄養を与えられた上にその習性から補食(あるいは狩り)を行う。さらに、人間の引っ越しと共に外からついてくると、その地域の「外来捕食者」となって生態系を崩していくということが延々と述べられている。 批判がネコに向いていると思いきや、これは飼う人間の側の問題を提起している本なのかもしれない。
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