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ネコ・かわいい殺し屋 生態系への影響を科学する
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 築地書館 |
| 発売年月日 | 2019/04/01 |
| JAN | 9784806715801 |

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ネコ・かわいい殺し屋
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商品レビュー
4
12件のお客様レビュー
環境や生態系に与える野放し猫の影響について、科学的データを基にした深い洞察が得られる一冊です。著者は、野良猫や地域猫がもたらす問題を客観的に検証し、捕食による生物への影響や感染症の媒介について具体的に示しています。読者は、これまでの猫に対する認識を見直し、放し飼いや餌やりがもたらすリスクを理解することができるでしょう。また、猫愛護の立場を持つ人々に対しても、中立的な視点から議論を促す内容が含まれています。猫の存在が私たちの環境にどのような影響を及ぼすのか、考えさせられる一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ヒトのアイドルともいえるネコ。人間社会に取り込まれ、人の家庭で、社会の片隅で、そして山の中で、自由気ままに生きる影で追い詰められる在来種の生き物たち。 ---------------------- 近年ようやく知られてきたことですが、外をうろつくネコたちが在来の生物に与える影響は無視できません。それほどにネコは優秀なハンターであり、必要がなくても生き物を殺すシリアルキラーでもあります。今までに、特に島嶼における生き物の絶滅にネコは大きく関与しており、現在でもネコが影響して追い詰められる動物は多くいます。しかし、ようやくオーストラリアや台湾など、各国で野良猫の対策が始まったのも、つい最近の話です。 本書はそうしたネコ問題を、実際の生態系への被害から他の生き物(人を含む)に感染する人畜共通の感染症、そしてネコ擁護派との熾烈な戦いを経て未来への提言に結んでいて、ネコを取り巻く問題を立体的に浮き彫りにしたものです。 特にマイコプラズマがネコを軸としてこれほどヒトに感染を広げていることも知りませんでしたし、日本でも広く行われるようになったTNRの効果が非常に限定的で、逆効果にもなりうるということも初耳でした。 さらに、ネコ(と、ウサギもそうですが)といえばネコ愛の深い人が冷静な見知をかなぐり捨ててネコは野良も含めて全て愛の対象であると声高に攻撃的に叫ぶことも問題を大きくします。先般日本の環境省もネコを防除対象とした位置付けにしようとしましたが、あまりの反発の強さに引き下がったという情けない経緯があります。しかしこれはアメリカでも同様の動きがあるのですね。盲目的な動物好きというのは度し難いと思いますが、そんな人間たちを虜にしたネコの生存戦略の勝利といったところなのでしょうか。 そもそもネコが世界中に伝播して生態系や感染症で人間に影響を与えるようになったのはもれなく人間のせいです。だからそれを始末するのも人間の役目であるというのが倫理というものですが、虜になったネコ好きの人たちにはそんなことは見えないですよね。それらの問題を超えて、人間は在来の生き物たちを守っていけるのかどうか、ネコも他の生き物たちも、じっと見ているのでしょう。
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【信大の方のみ】電子ブックはこちら https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000075780 学外からの接続手順 1. ログイン画面で「学認アカウントをお持ちの方はこちら」をクリック 2. 機関一覧から「信州大...
【信大の方のみ】電子ブックはこちら https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000075780 学外からの接続手順 1. ログイン画面で「学認アカウントをお持ちの方はこちら」をクリック 2. 機関一覧から「信州大学」を選択 3. ポータルサイトACSU画面でACSUのIDとパスワードでログイン
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猫が好きな人ほど、読んだ方がいいかもしれない。 ふと図書館で目に入った本書のタイトル。 猫大好きで、地域猫にも関わっている私は、だからこそこの本を読むべきかもしれないと思い手に取った。 内容としては、家の中で飼われているネコと野放しネコ(野良猫と放し飼いの猫など)とを区別し、野...
猫が好きな人ほど、読んだ方がいいかもしれない。 ふと図書館で目に入った本書のタイトル。 猫大好きで、地域猫にも関わっている私は、だからこそこの本を読むべきかもしれないと思い手に取った。 内容としては、家の中で飼われているネコと野放しネコ(野良猫と放し飼いの猫など)とを区別し、野放しネコが生態系や人間に媒介する感染症に与える影響について、それらの影響を無くすためにどうすればいいのか?TNR(捕獲・不妊去勢・再放逐…日本でいう地域猫と考えていいだろう)の是非、各国の野放し猫への対応などについて論じている。 タイトルや内容からもしかして著者はネコが嫌いなのか?と思われるかもしれないが、決してネコ自体を非難しているわけではない。 家の中で飼われているネコに対しては何も言及していない。 野放し猫に対して論じている鳥類学者の中にも、ネコが好きな人はたくさんいる。 しかし、生態系への影響、また野放しにされることによって、人間や、他ならぬネコ自身にデメリットしかないことを語っている。 私も地域猫と触れ合う中で、今野放し猫に対してできることはこれくらいしかないから地域猫を見守っているが、異常気象やネコ嫌いの人間たちから受ける暴力などをみていく中で、地域猫たちの過酷な生存環境については頭を悩ましてきた。 TNRは好まれるが、何も解決しない。 その通りだと思う。 これは私の考えだが、一番は飼い主による無責任な猫の遺棄さえなければ、地域猫や野良猫などとしてネコたちは生きる必要はなかったのだ。 ネコを蔓延らせたのは、ネコを無自覚な殺戮者や迷惑者にしてしまったのは人間だ。 「今日、悪気のない人たちの行動、あるいはそれと同じくらい重要な、「行動しないこと」が、世界中で生態学的健全さのつづれ織りを少しずつほころびさせ、人々の健康を脅かすという意図しない結果をもたらしている。家の中でネコは素晴らしいペットになる。野外に放たれれば、自らの過ちではないのに、無慈悲な殺し屋、病気の温床となる。」 本書は主にアメリカやオーストラリア、ニュージーランドなど英語圏のネコによる生態系異常について語られているが、日本でもことの重大さは変わらない。 ネコについて、ひいては地球、自然について、一番に責任を負い、考えるべきは人間たち。 そう再認識させられる本だった。 以下備忘録がてら目次をば。 第1章 イエネコによる絶滅の記録 第2章 イエネコの誕生と北米大陸での脅威 第3章 愛鳥家と愛猫家の闘い 第4章 ネコによる大量捕殺の実態 第5章 深刻な病気を媒介するネコー人獣共通感染症 第6章 駆除vs愛護ー何を目標としているのか 第7章 TNRは好まれるが、何も解決しない 第8章 鳥、人そしてネコにとって望ましい世界 第9章 どのような自然が待ち受けているのか?
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